正しい喧嘩の仕方

人によって喧嘩をする理由は十人十色ですよね。
同じように、喧嘩の仕方もカップルによって様々です。

今日はあらゆるカップルの喧嘩タイプを体系的に分析してまとめた1人の博士の研究をご紹介します。

関係心理学界のゴッドファーザー。その名もガットマン博士!

果たして人々は恋人とどのように喧嘩しているのか、また正しく(?)喧嘩する方法とは何なのか、ガットマン博士と一緒に見ていきましょう。

 

みんなの喧嘩タイプは?

ガットマン教授は多くのカップルの喧嘩を観察し、大きく4つのタイプに分けました。

#1. 一旦落ち着こう!タイプ

このタイプのカップルは喧嘩をしても大きな声で怒鳴ったり、ひどく興奮したりしません。

お互いの意見や考え方、価値観の違いを理解しているからです。
そのため小さな事ではあまり喧嘩をしません。
喧嘩しないカップル
深刻な事で喧嘩になったとしても、自分勝手に感情を吐き出したりせず、
ゆっくりと対話しながらお互いに妥協して意見を調整しようとするのです。

彼らは2人の関係を維持する事が最も大切だと考えているので、初めから喧嘩の原因を作らないようにお互いに譲り合っています。


#2. 喧嘩はよくないよ…タイプ

このタイプは喧嘩することを恐れる傾向があります。
つまらない事で喧嘩をして2人の仲が悪くなったり、別れる事になったらどうしようと常に心配しているのです。

そのため、相手に不満があったとしても我慢してやり過ごそうとしてしまう事が多いです。
例え自分が我慢をしなければならないとしても、喧嘩しない事に越したことはないと考えているのです。

喧嘩回避

1番目のタイプのように相手の意見や考えを尊重して何かを譲る事はよくありますが、喧嘩になるのが嫌で仕方なくしている場合も多いでしょう。

このような性質が強いと、1つの問題が解決されないまま新たな問題が追加され、ずっと問題が増え続けてしまう可能性が高いです。


#3. とことんやり合おう!タイプ 

「喧嘩は絶対に必要だ!」と言う人もいます。

このようなタイプは、むしろ喧嘩のない恋愛は精神衛生上良くないと思っています。
「何もかも違う2人が付き合っていてぶつからない訳がない」 と考えているのです。
喧嘩して当たり前
彼らは問題の大きい小さいに関わらず、とても真剣に、本気で喧嘩します。
時には少し激しすぎるほど…。

しかし、そんな風に喧嘩をしていても自分自身の感情をしっかりコントロールしているため 、大きな喧嘩をした後も簡単に仲直りが出来ます。

喧嘩は一度で綺麗さっぱり解決して仲直りしよう!と考えているタイプです。


#4. 喧嘩!ケンカ!大喧嘩タイプ

長い説明は必要ありません。
文字通り、大喧嘩!

どんな事でも本当にいつも喧嘩、喧嘩、また喧嘩!のカップルです。

感情をよくコントロール出来ないため、相手をバカにしたり傷付けるような事を言って、酷い時には取っ組み合いの喧嘩をする事もあります。 カッとなって別れようと言う事もよくあるでしょう。
いつも大喧嘩
このタイプは最も問題点が多く、早急に解決しなければならないカップルだと言えます。

さあさあ、様々な喧嘩タイプの説明をみて気になっている事はありませんか?

4つタイプの中でどのタイプが一番カップルとして理想的なのでしょうか?

 

どのタイプが良いですか?

皆さん 「当然1番でしょ!」と思っていませんか?
一番いい喧嘩の仕方は?
しかし博士は必ずしも1番タイプがカップルとして望ましい訳ではない」と話しました。

常に「落ち着いて」話しをする1番タイプの対話法を基本として、

状況によって流せる事は流して、徹底的に話し合いたい事は解決するまで真剣に話し合う2、3番の方法を適度に混ぜ合わせて応用することが、最も賢明な喧嘩方法だと言います。

いつもお互いの立場を理解しようと努めるのは基本ですが、時には感情を表に出しつつ、もう少し広い心で受け止めるのが良いという事です!

 

喧嘩の原因を把握せよ!

あなたと恋人の喧嘩のタイプはどれに当てはまりますか?

喧嘩のタイプを知ることも大切ですが、どういった理由、原因で喧嘩をしているのかを把握することも同じくらい重要です!

そこで、2人の喧嘩の原因を把握するのに役立つ、「恋愛スタイル診断」を併せてオススメします!

喧嘩や2人の間で起こる問題のほとんどは2人の愛着タイプの違いから生じます。

愛着タイプとは、数十年間にも及ぶ研究を通して証明された最も科学的な恋愛タイプです。

それぞれの愛着タイプを知っておくだけでも、普段2人が喧嘩している根本的な原因や解決策についてより正確に理解することができます!

愛着タイプを把握すれば今までよりも相手を理解することが出来るので、喧嘩の質が変わるでしょう…!

恋人との喧嘩で悩んでいる方は是非「恋愛スタイル診断」でそれぞれの愛着タイプを診断してみてくださいね!
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