あの人、素敵…♡

すぐ恋に落ちてしまう惚れっぽい、皆さんの周りにもいませんか

いつも好きな人がいたり、恋をしていて羨ましい…と思うかもしれませんが、

彼らの恋愛を覗いてみると、実は様々な問題を抱えているんです。

そして、それが原因で恋人と深い関係を築けないまま、

すぐに別れてしまうことが多いのです…

ですが、自分に問題があることを認識していても「私って惚れっぽいから…(´;ω;`)」と嘆くだけで、

しっかりと問題に向き合っていない人が多いのも事実。

今日は、そんな惚れっぽい人達にどんな問題があるのか、

どうすればこの「惚れっぽさ」から脱出できるのかについてご説明します!

 

惚れっぽい人

心理学では惚れっぽい人が恋に落ちたときに感じる感情を

「Love(ラブ)」ではなく「Limerence(リマレンス)」と呼んでいます。

これは、衝動的に何かに惹かれたり、ドキドキすることを意味するのですが、

ラブとリマレンスの最も大きな違いは、リマレンスが「情熱」だけで成り立っているという点です。

心理学者のロバート・スターンバーグが提唱した「愛の三角形理論」によると、ラブすなわち愛は、情熱、親密感、コミットメントの3つの要素が合わさって成り立っていると言います。

ですが、初めからこの3つを満たすことができなくても、2つ以上の要素を兼ね備えれば恋愛を安定的に始めることができるのだそうです。

恋人選びに慎重な人は、恋愛を始める前に相手のことをゆっくりと理解し、その過程で情熱だけでなく親密感も形成します。

しかし惚れっぽい人の場合、相手の魅力にすぐに酔いしれてしまい、

「この人と付き合いたい!」という情熱のみが先走ってしまうのです。

 

惚れっぽい人の問題点

このように情熱だけで交際を始めてしまうと、2つの問題が発生します。

一つ目の問題は、理想化(idealization)です。

惚れっぽい人は相手のごく一部の魅力に惹かれただけでも、

「最高の恋愛相手」と思い込み、理想化したまま恋愛を始めます。

そのため、相手のことをしっかり把握できていない場合が多いのです。

しかもこの「情熱」は思ったより長続きせず、

情熱が冷めてしまうと理想化された姿が瞬く間に壊れていきます。

そして、ダメな部分がより際立って見えるようになり、

相手に抱いていた好意も急速に薄れていきます。

この時、相手の短所を理解し受け入れられるようにしてくれるのが「親密感」なのですが、

惚れっぽい人はこの「親密感」が不足していているため、相手のことをすぐ嫌いになってしまうのです…(´;ω;`)

惚れっぽい人の中に、冷めやすい人が多い理由もこのためです。

 

私ばっかり好きみたい…

2つ目の問題は感情のアンバランスです。

どちらかの一目惚れで交際を始めると、お互いに対する感情が初めからアンバランスな状態です。

もちろん相手も好意を感じたから、交際を始めたのでしょうが、短期間で惚れっぽい人の気持ちの大きさに追いつくのは困難です。

この気持ちの差から、惚れた側の人が

「自分はこんなにも大好きなのに、相手はそれほど自分のことを好きじゃないんだ…」と思い、
大きなストレスを受けてしまいます。

それだけでなく、相手に対し「今より大きな愛情」を求め続けるので、相手もストレスを感じてしまうのです。

そして結局は、どちらかが「もうこれ以上ムリ…!!」となってしまいます。

 

まだ熟していない実

惚れっぽい人たちの中には、

「恋に落ちるのは人の勝手でしょ?別にいいじゃん!」と思っている人もいるでしょう。

ですが、上で説明したように、その感情はまだ愛と呼ぶには早く、完全に熟しきっていないのです。

なのでもしあなたが惚れっぽい性格で、誰かに一目惚れしたのならば

「まだそんなに好きじゃない…!」と自己暗示をかけてみてください。

そして、お互いに親密感が形成されるまで相手にアタックせず、少し時間を置いてみてください。

つまり、愛の3つの要素のうち、情熱と親密感の2つの要素が満たされるまで様子を見るのです。

親密感を形成しろと言われてもピンと来ない…という方のために、今回はチェックリストを用意したので
この項目を全てクリアするまでは、なるべく告白をしないようにしましょう!

  1. 二人きりで3回以上会った
  2. お互いについての深い話を5時間以上した
  3. 相手が好きなものを5つ以上言える
  4. 相手が嫌いなものを5つ以上言える
  5. 自分が好きな/嫌いなものを相手も3つ以上知っている

このチェックリストをすべてクリアする頃には、2人の間に情熱と親密感の両方が形成されているはずです。

また、親密感を十分に形成してから恋愛を始めれば、安定した恋愛を続けられるでしょう(*´ω`*)

深い会話の仕方をもっと知りたい!という方は、
恋愛の科学にある<恋に落ちる会話術>も合わせて参考にしてみてください。

この会話術には、親密感を形成するために必要な36個の質問が書かれています。

セット1からセット3まであり、徐々に個人的な内容になっていくので

なるべく順番を守り、普段の会話の中に自然に質問を織り交ぜてみて下さい!

きっとお互いの事を、今よりもっと深く知れるはずです(๑´ڡ`๑)


けろっぴーの勧誘の一言

ラブとリマレンスの違いを知ることが大切!