恋人の役割

付き合っているうちに、恋人と多くの時間と思い出を共有するようになります。

嬉しい事があった時には、一緒に喜び、大変な事があった時には慰めの言葉をかけることは、恋人の最も基本的な役割でしょう。

ところで、恋人として一緒に喜ぶことと、大変な時に一緒に悲しんだり慰めてあげること、どちらの方が重要でしょうか?

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おそらくほとんどの人は、大変な時そばにいてあげることの方が、より重要だと考えるでしょう。今この記事を読んでいるあなたもそう考えているかもしれません。

もしそう思うなら、今日紹介する研究結果を見て、びっくりすると思います!

 

どっちが重要?

カリフォルニア大学のシェリー・ゲーブル教授は、79組のカップルを対象に実験を行いました。

ゲーブル教授は、恋人に嬉しかった事を言った時の反応と大変だったを言った時の反応が二人の関係にどのような影響を与えるのか調べることにしました。

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カップルは一人ずつ最近自分にあった嬉しかった事と大変だった事について話しました。

ゲーブル教授は恋人が嬉しかった事と大変だった事を話す時に、相手が反応する様子をカメラで録画して、彼らが交わした会話はもちろん、表情、身振りなどもすべて分析しました。

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会話を終えたカップルは、それぞれ別の部屋の中で恋人と交わした会話と現在二人の関係を問うアンケートに答えました。

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驚くべき結果

意外な結果が出ました。

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不思議なことに大変だったことを話している時、恋人がどのように反応をしたかは恋愛満足度にあまり影響を与えませんでした。

一方、嬉しいことを話した時、恋人がどれほど一緒に喜んでくれたのかは恋愛満足度に大きな影響を与えたのです。

なぜこのような結果になったのでしょうか?大変な事があった時にうまく慰める方が重要だと思いませんか?

ゲーブル教授の説明を見てみましょう。

「大変なことであれ、嬉しいことであれ、恋人に適切な反応をするのは、幸せな関係を維持するのに非常に重要な要素です。

問題は、恋人が大変な時期に適切な反応をすることが思ったより難しいということです。下手をすると、慰めではなく小言、または「どうしてできないの?」と責められているように感じてしまい、恋人が傷つく可能性もありますから。

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それに比べて嬉しい事があった時には、一緒に喜ぶのは比較的に簡単にできることです。心から喜んであげれば良いのですから。

(カリフォルニア大学、ゲーブル教授)

「恋人を慰める時に覚えておくべきこと」の記事をお読みになった方はご存知の通り、恋人が大変な時期に適切な言葉をかけるのは本当に難しい事です。(恋人が辛い状況にいる方は、ぜひともお読みになってください!)

上手く慰めるには、慰めの内容や方法など、多くの考慮すべき事項があります。

だから、今回の実験でも多くの人が、恋人が大変だった事について話をした時、適切な反応を見せることができなかったのです。関係満足度が良くなるはずがありません。

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さらに、カップルの日常的な会話で登場する嬉しいこと、大変なことの比率は、約5対1程度で、嬉しいことを経験する時交わす会話の比重が圧倒的に大きいと言えます。

より多く話される話題に「いい」反応するのは当然重要でしょう。
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まるで自分のことのように喜んでくれる恋人の様子を見ながら、人は現在の関係により多くの信頼と愛情を持つようになります。

恋人が大変な時に、適切に慰めることも大事ですが、一緒に喜ぶことはより簡単でよく出くわず状況であることが利点です。(カリフォルニア大学、ゲーグル教授)

 

一番重要なこと

人は通常恋人が大変な時に、どう反応すれば良いのかについて特に気をつかいます。

恋人に嬉しいことがあった時、どのように反応すれば良いのかについてはあまり気にしていません。

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しかし、結果的に恋愛満足度により大きい影響を与えるのは、恋人が嬉しい時どう反応するのかであるので、嬉しい事があった時には、自分の事のように心から喜んでください!
もちろん、恋人が大変な時期には、慰めてあげる努力、共感しようとする努力を怠ってはいけません!

(もう一度言いますが、「恋人を慰める時に覚えておくべきこと」の記事も一緒に読む事をお勧めします!)

幸せな恋愛とは、結局二人の努力なくして成り立たないのですから!

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