一人の方が気楽
僕の周りには華麗なる(?)シングルライフを楽しんでいる友達がたくさんいます。
その友達たちは、恋人がいないとちょっとした事で喧嘩することもなければストレスが溜まる事もなく、自分のためだけに時間を使えるから気楽だと言います。
そうですよね！
恋愛=幸せって訳でもないですから。
ですが、今日はそんな友達にちょっと残念なお知らせをしなければなりません。
なぜなら…
「恋愛を長い間していないと 『性的自尊心』が低くなってしまう」からです。
え？性的自尊心って何…？
今から、一緒に確認していきましょう！
セックスに自信がない
まずは、スプリット大学ベスナ・アンティシェビッチ教授の話を聞いてみましょう。
「性的自尊心(sexual self-esteem)とは、『セックスをしている時の自分』を自分自身がどう評価しているか」を指します。
簡単に言えば、セックスに自信があるかどうかです。
性的自尊心が高い人は、次のように考えています。
「セックスに自信がある！」
「セックスが上手だから相手を最高の気分にさせることができる！」
え…ただのナルシストでは…？と思うかもしれませんが…結構いるんです(^_^;)
次は逆に、性的自尊心が低い人の考えを見てみましょう。
「自分はセックスも下手だし、自信もない…」
「セックスする相手に申し訳ない…」
この状態では、セックスを楽しむことは出来なさそうですよね。
実際の研究結果でも、性的自尊心が高い人ほど、セックス満足度も高いという結果が出ています。
(Menard, A Dana, 2009)
しかし問題は、性的自尊心を高めようと思っても恋人がいない独り身にはそれがなかなか難しいという事です。
アンティシェビッチ教授が成人の男女632名を対象に調査した結果、恋人のいる参加者に比べ、独り身の参加者の性的自尊心が低いという事が分かりました。
根拠のある自信
ところで、性的自尊心はどうすれば高くなるのでしょうか？
それは、自分自身でセックスが上手くできていると感じる事が大事です。
セックス中に相手の感じている表情を見たり、セックス後に気持ちよかったという言葉を聞くと「上手く出来た」という自信が生まれるのです。
もちろん恋人がいなくても…
その日出会った人とワンナイトの関係を持ったり、異性の友達と意図せず関係を持ったり…セックスをすることは出来るでしょう。
しかし、単にセックスをしたからといって、自信がつく訳ではありません。
恋人とのセックスは、恋愛関係でない相手とのセックスとは違うのです。
それは、定期的(regular)に行え、親密(intimate)な関係を築くことが出来るからです。
親密な関係を築けている恋人の反応は信頼も出来るし、セックスについてお互い話をする機会も多いですよね。
なので、しっかりとした根拠に基づいて「自分はセックスが上手い」と自信を持てるのです。
カップルも楽～
性的自尊心は自分一人では高めることは出来ません。
一番近くにいる恋人に、キチンと伝えてもらってこそ高まるのです。
言葉で、表情で、そして体で。
恋人がいても、性的自尊心が低くなる事もあるでしょう。
恋人の反応が良くなかったり、満足してなさそうだったら「微妙だったのかな…？」と意気消沈して、ありとあらゆる考えが頭をよぎるかもしれません。
でも恋人は、悩みを共有し一緒に努力する事が出来る存在です。
お互いに不安に思っていることや不満をきちんと話し合って2人で努力していけば、 下がっていた性的自尊心もまた高くなるでしょう。
つまり、性的自尊心を高めるためには恋人がいないと…という事です(^_^;)
セックスに自信をつけるためにも、自分の幸せのためにも、恋愛を始めてみてはいかがですか？
P.S.
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