何でだろう?

大学時代の友達の中に、今まで一度も異性と付き合った事がない友達がいます。

どちらかというと大人しめな性格だけど、すごく優しいし、2人でいるときは色んな話題を振ってくれて十分魅力的なのに…彼氏ができないのがすごく不思議でした。

でもつい最近、一緒にあるイベントに参加したんですが…その時何となく理由が分かったような気がしました。(^_^;)

友達は、知らない人の前だとトンチンカンな発言をしたり、その場の雰囲気を壊すようなリアクションをしたりして、周りを困惑させていたのです。

きっとみんなと仲良くなりたくて頑張っていただけなんだと思います(:_;)

だけど、初めて会った人たちは友達のことを場の空気が読めない変な人だと誤解してそうで…

友達はどうしたらいいのでしょうか?

 

あなたの社会性は?

フランクリン&マーシャル大学のメーガン・ノウル教授が、友達の問題点を明らかにする実験を行っていたので一緒にみて行きましょう!

メーガン教授は他の人と自然と仲良くなれない、社会性が低い参加者達を集め、

彼らに「今からあなたの社会性を評価します」と実験の趣旨を説明しました。

続いて教授は24種類の表情と32種類の声を提示し、その表情と声からその人がどんな感情を抱いているか当ててもらったのです。

すると結果は…

社会性が低い参加者達は普通の人より他人の感情を正確に把握できていませんでした。

 

しかし!社会性が低いから相手の感情を把握する能力が低いわけではないと言います。

実は、教授は同じ実験をもう一度行ったのですが…

その時は「あなたの問題解決能力と知的能力を評価します」と伝えていました。

すると結果は…社会性が低い参加者達も普通の人と同じくらいの点数だったのです。

つまり、自分の「社会性」が評価される時にだけ、他人の感情をきちんと把握できていなかったという事です。

これは…一体どういう事なのでしょうか?!

 

空回り

教授はこの現象の原因として「不安」をあげています。

自分で社会性が低いと思っている人は、自分の社会性を評価される状況に陥ると息苦しいほどのプレッシャーと不安を感じるそうです。

例えば、人前に立って喋る時とかプレゼンする時、見知らぬ人と会話をする合コンや紹介の場でも…

彼らは自分自身が他の人に比べて社会性が低いってことを分かっているため、人一倍頑張らなきゃ!とプレッシャーを感じてしまい、普段より緊張してしまいます。

そして、あまりにも緊張するせいで変なことを言ってしまったり、神経質になって相手の些細な言動にも大げさに反応してしまったりするのです。

自分でもよく分からない事を言ってしまったのに対して相手がニコッと笑ったら「もしかして、バカにしてる?」なんて誤解してしまうことも…。

このように他人の感情や言動の意図を正確に把握できずに何でもネガティブに考えてしまうのです。

 

孤立

問題はそれだけではありません!
相手が何を言っても捻くれた考えばかりしていると、それが態度にも現れてしまいます。

そんな否定的な態度で会話していたら、相手だってマイナスなイメージを抱いてしまいますよね。

捻くれ者とか、会話しにくい人だなと思われて、益々孤立していく…といった悪循環に陥ってしまうのです。

この悪循環を断ち切るためには他人と接する時に過剰に不安にならないことが大事!

そんなに簡単にできること?と思うかもしれませんが、具体的な対策方法については次の記事で説明しますのでお楽しみに!

でもその前に!!

あなたが何でもネガティブに捉えてしまうのは、あまりに自分に自信がなさすぎるせいかもしれません。

自分にはこんな良いところがある!と分かっている人は、足りないところを自分の魅力で埋める事ができますから。

もし自分の魅力が何か分からなくて自信が持てていないのならば、恋愛の科学が作った「魅力タイプ診断」であなたが異性にアピールすべきポイントはどこなのかを見つけてみて下さい!


キリン女子の一言

頑張れば頑張るほど親しくなれないなんて…(´;ω;`)