不安型の特徴
- 常に愛情に飢えている。
- 恋人が自分を本当に好きなのか一日に何度も確認したがる。
- 恋人が自分の元を去ってしまうのではないかという不安に常に苦しめられている。
不安型の愛着タイプの人が恋愛をすると、いつもこんな状況になってしまいます。
不安型の人は「恋人が離れていってしまうかもしれない」という根拠のない不安のせいで、幸せな恋愛ができない場合が多いのです。
今日は、そんな終わりの見えない不安から抜け出すための、ちょっとした方法をご紹介しようと思います!
不安から抜け出す方法
幸せな恋愛を邪魔する「不安」を取り除くためには、どんな時に恋人に対して不安な気持ちを抱くのか、その時自分はどんな事を考え、どう行動するのか、またその行動によって自分が何を失っているのかまで、詳しく知る必要があります。
このように正直に、そして正確に自分と向き合って初めて不安から抜け出せるのです。
皆さんも自分と向き合う準備はできましたか?
それではやり方について詳しく説明していきます!
用意する物
まず、自分自身と向き合うために「愛着分析表」というものを作ってみましょう。
これを作るのに必要なものは3つ!
1. A4 用紙1枚
2. ペン1本
3. 安定型の人
1、2番は分かるのですが、3番でえっ?と思いますよね(^_^;)
これは安定型の人を連れて来るという意味ではなく、安定型の愛着タイプの人を1人以上思い浮かべるという意味です。
安定型の人って言われてもよく分からない…という方は、
自分の周りで次のような恋愛をしている人を探してみてください。
- 恋人に対して必要以上の心配はしない
- 恋人にすぐ不機嫌な態度を取ったりしない
- 自分の気持ちを恋人に正直に伝えられる
- 感情的になって恋人を傷つけるような言葉を言わない
- 良い事も悪い事も恋人と二人で分け合える
- 間違いを認め、自分の言動を正すことを躊躇しない
一人でも思い浮かべばOK!
これで準備完了です。
1. 恋人の名前を書く
A4用紙を横にして、左側に現在付き合っている恋人の名前を書いてください。
今付き合っている人がいなければ、元恋人の名前を書いても大丈夫です。
2. 不安になった出来事を書き出す
その恋人と付き合ってきた中で「不安になった出来事」があったと思います。
その出来事の中で、一番最近の事を1つ書いてください。
具体的に書けば書くほどいいです。
例)「彼氏が先週女友達に会いに行ったこと」
3. 不安だった時の自分の反応を書く
2番で書いた「不安になった出来事」が起きた時にいろんな感情を抱いたと思います。
また何か行動に移したかもしれません。
ここでは、その時の考えや感情、行動を思い出しながら詳しく書いてみて下さい。
例)「彼氏にLINEの返信が遅いと催促し続けた。1人で悪いことばかり想像して、彼のことを疑い、次の日には気持ちが冷めたの?としつこく聞いた。」
4. 不安がもたらした悪影響を書く
3番の考えや行動のせいで何かを失いませんでしたか?
例えば…
恋人と別れることになったとか、
二人の間の信頼関係がなくなってしまったとか…
もしくは恋人と大喧嘩になったり、
一人ぼっちで辛い時間を過ごした等…
その時抱いた不安が自分にどんな悪影響を及ぼしたのかよく思い出し、書いてみてください。
例)「結局彼氏と大喧嘩になって、彼氏は自分のことがそんなに信じられないのかって怒って、その後何日も連絡をくれなかった。」
5. もし「安定型」だったらどんな反応をしていたか書く
さあ、ついに最終段階です!
ここでは、準備段階で思い浮かべた安定型の知人だったら、2番のような出来事にどう反応したかを想像して書いてみてください。
先ほど述べた安定型の長所を参考にしてもいいです。
例)「もし〇〇だったら、LINEを催促したりしないで信じて待っていただろうな…
次の日も私みたいにギャーギャー言わないで冷静に『昨日どうだった?』って聞いていると思う。」
復習と予習
ここまで出来たら完成です!
このように愛着分析表を直接書いて目で確認することは、不安から抜け出すためにはとても重要です。
不安型に必要なのは、不安を感じたその瞬間に!
問題意識を持って、自分の姿を振り返る事ですから。
普段から不安にならないように努力をしていても、そう簡単には変われなかったはずです。
でもこのように「自分が不安になった時の感情や言動」から「不安が自分に及ぼす悪影響」まで直接書いて目で確認すれば、
もし不安で押しつぶされそうになっても、この紙に書いた一連の流れを思い出し、
「また感情のままに行動したら、あの時のように何かを失ってしまう」と思いとどまることができるのです。
このようにちょっと立ち止まって考えることが、感情的な行動を防ぎ、不安を落ち着かせるのに大きな役割を果たします。
もう一つ重要なのは…5番のように「もし安定型だったら?」と考えることです。
安定型は不安型のお手本のような存在です。
彼らの考え方や行動を意識し、真似することで不安をどう対処するべきかを学ぶことができるのです。
自分が不安になった時の言動を振り返り、安定型の人ならどう行動するか考えてみるといった過程は一種の「復習と予習」みたいなものです。
このような復習と予習を繰り返すことで、不安と感情的な行動を調節する能力を育てることができると言います。
ですので、これから不安に押しつぶされそうになった時は、この分析表を作って自分自身と向き合ってみてください!
けろっぴーの勧誘の一言
不安から抜け出せたらそこには新しい世界が…!(経験者)