気持ちの整理

第1編の感情に飲み込まれやすい人に共通する2つの特徴では「感情のコントロール別タイプ」をお伝えし、

感情のコントロール

第2編の感情のコントロールが出来ない人が陥る恋愛の悪循環では、4つの感情タイプの内、
感受性が強い上にその感情を自分自身が理解できていない「圧倒タイプ」が、恋愛においてどんなトラブルを起こしているのか、その問題点について見ていきましたよね!

感情のコントロール

そして、今日は皆さんが気になっていたであろう「これ以上自分の感情に振り回されず、感情をコントロールできる情熱タイプに変わるための具体的な方法についてご紹介していこうと思います!!

 

問題点を把握しよう

今まで見てきた「圧倒タイプ」には次のような問題点がありました。

1.他の人よりマイナス感情を何倍も「強く」感じてしまう
2.他の人よりマイナス感情の「数」が多い
3.自分が今感じている「感情」が何なのか分かっていない

感情のコントロール

ソウル大学のミン・ギョンファン教授は、この問題点を解決するためには「情動知能」を高めるのが一番いい方法だと言っています。

情動知能とは、自分自身や他者の感情をきちんと理解した上で、それを上手く表現したりする能力の事ですが、

この情動知能が高ければ高いほど「自分の感情をコントロールできる」という事です。
感情のコントロール

そして、この情動知能を高めるにのとても簡単な方法があると言います。

それは…「日記を書く事」です!

「え…また日記?^^;」って思いましたよね?

でも今回お教えする日記は、ちょっと変わった特別な日記なのです。

 

理性的な日記を書こう

私たちが一般的に考える日記は、思った事を自由に書く「感性的な日記」と言えます。

しかし、情動知能を高める日記は、頭の中で整理しながら書く「理性的な日記」なのです。

理性的な日記と言われてもいまいちピンと来ないですよね…?

では、日記の書き方を一からご紹介していこうと思います!

 

1段階
まず、日記の最初のページに自分が知っている「感情の種類」を全て書き出してみてください。
数に制限はないので、とにかく思いつくだけ感情を書いてみるのです。

感情のコントロール

2段階
次に、今日自分が経験した最も「衝撃的な出来事」を一つ書くのですが…

5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識して書いてください。

感情のコントロール

3段階
書き出した日記の内容を見て、その時感じた感情が何だったのか1段階目で書き出した「感情」の中から選びます。
(数に限りはありません)

感情のコントロール

4段階
最後に順位付けをします。

選んだ感情の中で、強く感じた順に順位を付けていきます。
感情のコントロール

この方法で毎日コツコツ日記を書き続けてみてください。

 

どんな効果が?

この方法で日記を書くと、自分の行動と感情を「具体的」に整理できるという効果があります。
感情のコントロール

このようにして自分がある状況に立たされた時、
どんな行動をし、どんな感情を抱くのか、パターンを少しずつ把握していくのです。

最初は自分の今の感情が分からず、日記を書くたびに多くの感情を選んでしまうと思います。

しかし、少しずつ自分の行動と感情が一致してくるはずです。
感情のコントロール

つまり、この日記によって「自分がどういった状況でどんな感情を一番強く抱くのか」明確に理解できるようになるのです!

それに、日記を書きながらその時の感情を整理していく事を繰り返し続けていけば、

「自分は今、嫉妬しているんだ!」
「自分は今、寂しいんだ!」

というように、自分の感情が何なのか瞬時に判断できるようになります。

そして、自分の感情が何なのか理解できれば行動も変えられます。

「感情を正確に理解すること」で自分の感情をコントロールでき、その後の行動を注意深く考える余裕が生まれるからです。
感情のコントロール

すぐに感情的になっていた気持ちを抑え、冷静に対応できれば恋人との喧嘩も減るはずです!

 

今すぐ使える緊急措置は?

最後にもう一つ、感情をコントロール出来ない時にぜひ試していただきたいオススメの方法があるのでお教えしたいと思います。

それは…
「一晩頭を冷やす事」です。

感情を抑えられず感情的になってしまいそうな時は、少し時間を置いてみて下さい。

そして、次の日に落ち着いた心でもう一度話し合うのです。
(※話し合う前に日記を書いて感情を整理しておくともっと効果的です!)

もしかしたら、一晩頭を冷やそうとする姿が恋人にとっては単なる「逃げ」に感じられるかもしれません。

なので、恋人に予め「感情をうまくコントロールが出来ない」ことを正直に伝え、理解してもらうことが大切です。

「感情的になった時はちょっと時間を置いて考えたい。
問題から逃げている訳じゃなくて、心を落ち着かせる余裕が欲しくて…。
だから自分を信じて一晩だけ待っててほしい。」

と伝えておきましょう。

 

感情は果てしない

もし、自分が圧倒タイプでなくても恋人や友達、家族に圧倒タイプの人がいたら周りの人が理解してあげることも大切です。

圧倒タイプの人はいつも多くの感情を抱え、その感情を理解出来ずにいます。

どれだけ辛い思いをしているかは今回の3編に渡る記事でもう分かりましたよね…?

皆さんと恋人がお互いを理解し合い、トラブルを乗り越えて素敵な恋愛が出来ることを祈っています。

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