悪い癖
デートの度に遅刻してくるBちゃんの彼氏。
時間にルーズな彼に、ガツンと言ってやりたいのですが、
彼はいつも言い訳ばかりなので、指摘したら喧嘩になっちゃうかも…と思い、なかなか言えないでいます。
でも遅刻グセは直してほしいし…と一人悶々としているBちゃん。
喧嘩にならずに相手の悪い癖を指摘する方法はないのでしょうか…?
褒める子は育つ
スタンフォード大学のクリフォード・ナス教授によると、大切なのはズバリ「褒めること」!
相手の気分を害さないように、指摘と一緒に褒めると良い!という話なのですが、
このように言うと、おそらく多くの人は
「A君は、いつも優しくて、本当にかっこいい!でもね、実は一つだけ直してほしいところがあって…」
という言い方をすると思います。
クリフォード教授も実際にこの方法を試してみたのですが、
褒めた後に指摘をすると、言われた方は褒められたのが嘘のように嫌な気分になってしまい、指摘にもあまり耳を傾けなかったそうです。
「褒めろ」って言ったくせに…じゃあ一体どうすればいいの?!(´;ω;`)と思いますよね。
クリフォード教授は、この「褒める」タイミングにさえ気をつければ、相手の気分を害すること無く、効果的に直してほしいところを伝えられると言います。
そのタイミングとは…指摘をした後!
「私、いつも気になっていたことがあって…A君が、もうちょっと時間を守ってくれたら嬉しい。
でも、本当それだけ!いつも優しくて、カッコいいA君のこと本当に大好きだよ。」
といった風に伝えてみてください。
実際の実験でも、指摘をした後に褒めた時の方が、相手が嫌な気持ちにならず素直に指摘を受け入れてくれたと言います。
ではなぜ順番を変えただけで、こんなにも効果に違いがあったのでしょうか?
前のことなんて覚えてない!
クリフォード教授によると、これは逆向抑制が原因だと言います。
人は、2つの事が起きた際、後に感じた感情に大きく影響を受ける傾向があります。
例えば、美味しいものを食べてご機嫌になったのに、レストランを出てすぐ犬のうんちを踏んでしまったら、5分前に感じていた幸せな気持ちを忘れてしまい、
そのレストランでの思い出が、全て悪い記憶になってしまうのです。
これは、指摘をする時でも同じです。
褒めた後に、悪いところを指摘すると、
褒められてルンルンだった気分も、指摘されて落ち込んでいる「今」の気持ちに大きく影響を受けます。
つまり、最初の褒め言葉の効果が完全に無くなってしまうのです。
ですが順番を変えれば…
いくら指摘をされても、最後に褒められると気分が良くなるので、指摘さえも大きな心で受け入れることができるのです。
賢明な指摘で、長続きする恋愛を
恋人の短所を指摘することは、二人の関係を長続きさせるためにもとても大切です。
これからは、今日お伝えした「指摘→褒める」の順番で伝えてみてください!
そうすれば相手の気分を害すことなく、あなたも我慢せずに言いたいことを伝える事ができるはずです(*´∀`*)
けろっぴーの勧誘の一言
重要なのは、アメとムチ。