モヤモヤする…
恋人と喧嘩してモヤモヤしている時、そのストレスを解消する方法は人によって様々ですが、大きく分けて3つのタイプがあるといわれています。
1)「1人で発散するタイプ」
好きなドラマを見たり、ひたすら寝たり自由に過ごすことでいつの間にか興奮も冷め、落ち着くタイプ。
(出典:山崎賢人Instagram)
2)「友達に聞いてもらうタイプ」
友達と集まって、スッキリするまで恋人の悪口を聞いてもらうタイプ。
(出典:フジテレビドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」公式Twitter)
3)気の済むまで話し合うタイプ
2人の問題は2人で解決すべし!とそれぞれ思っている事を言い合って、すぐにスッキリさせたいタイプ。
(出典:フジテレビドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」公式Twitter)
今まで恋愛の科学の記事を読んできた方なら、この中でどのタイプが最も正しい(?)のかお分かりになるはず…!
皆さんはどれが正解だと思いますか?(^^)
相談相手
正解は…3番です!
トラブルを解決するのに、最も早くて効果的な方法は当事者同士でじっくり話し合う事です。
(参照:恋人の不満は直接話して解決すべし!)
しかし、交際中に起こるさまざまなトラブルをすべて話し合うなんて現実的には難しいですよね。
そのため、多くの人が2番の「友達に聞いてもらう」という選択肢を選んでしまうと言います。
一人で悩んでストレスを受けるよりは、友達にでも話してスッキリする方がいい…と思うからです。
しかしテキサス大学のルネ・デイリー教授は、恋人と喧嘩したとき友達に話を聞いてもらうのは絶対にNGだと言っています。
成人男女460人を対象に研究した結果、恋人間でトラブルが起こったとき、そのことを友達に話すと友達も一緒になって「恋人の悪口」を言っていることが分かりました。
「サイテー!別れた方がいいんじゃない?」
「超自己中じゃん!」
「そりゃ怒るでしょ!あり得ない!」のように…
では、なぜ友達はこんなことを言うのでしょうか?
それは、ただあなたに共感してあげたいと思っているからです。
友達の意見に流される?!
喧嘩してモヤモヤしている時に、友達に会ったら恋人の愚痴を言いたくなる気持ちは分かります。
しかし、あなたが恋人の不満を話せば話すほど、
友達は無意識に「共感してあげなくちゃ」と思ってしまいます。
友達である自分の役割は、冷静に状況判断してあげることではなく、共感し味方になってあげることだと考えるからです。
そのため実際に思っているよりも大げさにリアクションしながら友達の意見に共感するのです。
問題は、このように大げさなリアクションをされると、軽い気持ちで愚痴を言っていた本人も真剣に受け止めてしまうという事です。
単に「ちょっと話聞いてもらおうかな?」という気持ちだったのに「別れた方がいいかも…」と考え込んでしまうことも…
友達の評価は、今の恋人とこれからも交際すべきかどうかを決めるのに大きな影響を与えるのです。
(参照:友達や家族からの評価が悪い人とは上手くいかない理由)
解決法がなくはないが…
友達に聞いてもらうのもなんかよくなさそうだけど…
かといって一人でモヤモヤするのも嫌だし…
ちょっと話聞いてもらいたいなって思った時は一体誰に相談すればいいの?と思いますよね(^_^;)
そんな時は…自分の味方でもなく、恋人の味方でもなく客観的な視点で問題を捉えて解決してくれる、恋愛の科学の「お悩み相談室」にご相談ください!
エディターが恋の悩みに真剣に向き合ってくれるので、客観的な視点でのアドバイスをもらうことができます!
その他にも、恋愛の科学のアプリのコメント欄もオススメ!
恋愛の科学を読んでいる仲間たちと自分の恋愛について話し合ったり、時にはアドバイスをし合うこともできます!
別れの悲しみは、コミュニティに書き込んで乗り越えるのが効果的だという実験結果もあるくらいですので、一度書き込みをしてみてはいかがですか?
(参照:辛い時は一緒に乗り越えてくれる仲間が必要!)
ここでもう一つ!
恋人との喧嘩が絶えないのであれば、一度2人の恋愛スタイルを診断してみてください!
恋愛の科学が作った「恋愛スタイル診断」では、あなたと恋人のそれぞれの愛着タイプを知ることができます!
自分と相手の愛着タイプを知るだけで、2人の間の揉め事や喧嘩などの根本的な原因と解決策をより正確に理解することができますよ!
是非一度診断してみてください\(^o^)/
大人の非常階段の一言
やっぱりあなたには恋愛の科学しかない!
*Dailey, RenÉ M., Nicholas Brody, and Jessica Knapp. "Friend support of dating relationships: Comparing relationship type, friend and partner perspectives." Personal Relationships 22.2 (2015): 368-385.