To. 恋愛の科学
高校生の時、良い大学に行けば良い就職先に就けると思い一生懸命勉強して、東京のそれなりに有名な大学に進学しました。
しかし、思い描いていた大学生活とは違い、高い家賃を払うためにバイト三昧…
それでもバイトをしながら大学の課題もこなし、それなりに真面目に大学生活を送ってきました。
ところが…就職売り手市場と言われていたにも関わらず、結局就活に失敗。
就活浪人して良い就職に就ける自信もないので、いっその事このまま大学院に進学するか悩んでいます。
奨学金の返済もあるし、進学となるとまたお金が必要…だったら、どこでもいいから就職した方がいいのかなとも思います。
そんなこんなで大学の時は彼女なんて出来るはずもなく…
今が一番良い時だから、恋愛しなよ!と言われる事もありましたが、
僕には恋愛なんてしてる余裕がありません。
それに、ただ生きていくだけでも大変なのに、恋愛でも辛い思いをするかもしれないと思うと…
恋愛する意味って本当にあるんでしょうか?
(前田 翔/22歳/大学生)
面白い調査結果が!
ニューヨーク州立大学のマレー教授は、この厳しい現代社会の中で恋人の存在がどういう影響を与えるのか気になりました。
そこで、恋人がいる1,528人を二つのグループに分け、映画を見せる実験を行ったのですが…
Aグループには楽しい映画を、
Bグループには内容の暗い映画を見せたのです。
Bグループが見た暗い映画の内容は、主人公が懸命に働いたにも関わらず一銭ももらえず追い出されてしまうという悲しい内容でした(>_<)
その後、参加者たちに恋人をどれほど愛しているのか、どれほど尽くしているのか等々、様々な質問に答えてもらいました。
そして、その回答を分析してみたところ、面白い結果が…!
暗い映画を見たBグループの人たちはAグループの人達よりも恋人の存在が大きな支えになっていると答えたのです。
映画を見ただけなのにどうしてこのような結果になったのでしょうか?
世の中が自分たちを騙そうとも
マレー教授によると、人は困難にぶち当たると恋人に頼ろうとすると言います。
「一生懸命やればいつか成功する」
「悪いことをしたら罰が当たる」
など、当たり前だと思っていた常識や信念が崩れると誰でも不安になりますよね。
こんなとき、私たちは無意識に安定を求めようします。
そして「ガッカリしている自分を励ましてくれ、ふんわりと包みこんでくれる人は結局恋人しかいない」と思うのです。
壁にぶち当たったり不透明な未来に不安を感じると、側にいてくれる人がいるということ自体が癒しになるのです。
自分が疲れて弱くなっているときに、いつでも支えてくれる人がいるということ。
それがまさに、恋人がいてよかったと思う瞬間なのではないでしょうか。
恋人がいるメリット
自分ではどうすることもできない社会問題と違って、恋人との関係は自分たち次第でいくらでも変えられるので、もっと相手に尽くそうとするそうです。
このような理由で、Bグループの参加者たちは暗くて重い映画を鑑賞したあと「ひどい世の中…(>_<)やっぱり信じられるのは自分の恋人だけ」と思い、恋人の存在を特別に感じたのです。
恋愛の力!
つまり、世知辛い世の中で生きていくためには恋愛が必要だと言う事です!
いつでも自分の味方になってくれて、辛いことも楽しいことも分け合える相手がいるという事がどれだけ幸せなことか…!
また、倦怠期のカップルや、もっと恋人との仲を深めたいと思っているカップルにも「現実的でちょっと暗い映画」を観ることをオススメします。
映画を観ることによって、お互いの大切さに気付けるかもしれませんから!
もちろん、2人が長く幸せな恋愛を続けるためにすべき事は「映画を観ること」だけではありません。
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キリン女子の一言
楽しい内容ではないけれど…
映画「それでもボクはやってない」「誰も知らない」等をオススメします…