デートの時
あなたは今好きな人がいますか?
好きな人がいるなら、きっと「この現象」を経験したことがあると思います。
今日の恋愛の科学では、好きな人と一緒に過ごす時に起こる不思議な現象を紹介します!
もし今相手のことを本当に好きなのかどうか分からないと悩んでいるのなら、今回の記事で紹介する現象が自分に起きていないか確認してみて下さい。
この現象は好きな人と会話した時にしか現れないものですから…♡
8分間の会話
トロント大学のピン・ドン教授は、人は魅力的な人と一緒にいる時、どれだけ時間の経過を早く感じるのか気になりました。
そこで、男女の学生を32名ずつ集めて異性の参加者と1:1で8分間会話をしてもらいました。
会話終了後、研究チームは参加者達にいくつかの質問をしました。
どれくらい会話をしていたと思うか、話していて面白かったか、どんな話をしたのか、そして相手は魅力的な人だったか等を尋ねました。
すると、面白い結果が出ました。
参加者達は、会話の相手に魅力を感じなかった時よりも魅力を感じた時の方が、会話時間を3分も短く感じていたのです。
一体どういうことでしょうか?
時間が過ぎるのも忘れて
理由は簡単です。
人は何かにのめり込んだり集中している時は、時間が早く過ぎるように感じられますよね。
魅力的な人と話す時も同様に、普段よりも会話に集中します。
また、会話に積極的になるだけでなく、自分の話が相手にどの様な印象を与えるのかまで気にするようになります。
反対に、相手に興味が無い場合は敢えて会話に気を遣う必要がないため、集中したり夢中になることはありません。
え、好きな人と一緒にいる時は時間が早く過ぎるように感じるのは当たり前じゃないかって?
ふふふ...本題はここからです。
2日後
実験に参加した学生達に同じ質問をしたところ、全く違う答えが返ってきたのです。
これはどういう事かというと....
どれだけ覚えているか
参加者にもう一度、会話をどのくらいしたと思うか質問をしたところ、
相手を魅力的に感じた人は話していた時間が9分くらいだったと答えた反面、相手に魅力を感じなかった人は6分くらいだったと答えたのです。
つまり魅力的な人と話した人達は、会話が終わったばかりの時は短い時間だったと感じていたのにも関わらず、2日後にもう一度聞いてみると長く会話をしたと記憶していたのです。
本当に不思議ですよね。
どうしてこの様な現象が起きたのでしょうか?
時間が経つと頭の中には、消えていくものとずっと残っているものがあります。
消えていくものは「感情」です。
「良かった」「つまんなかった」等の感情は段々と薄れていくのです。
一方で魅力的な人と交わした会話の内容のように、全神経を集中させたものの記憶は長く残ります。
記憶に残る瞬間が多く、それをはっきりと思い出せるのであれば…
当然その時間の方が長く感じますよね?
不思議な現象ですが、嬉しい結果ですよね!
好きな人と過ごす時間がとても早く過ぎてしまった上に記憶に残らなかったら勿体無いですもん!
ロマンティックな証拠
誰かと過ごした時の記憶がとても鮮明に残っていて、その日話した内容を一つ一つ思い出せるようであれば、それはあなたがその人のことを好きだという証拠です。
他の人と過ごしてきた多くの時間よりも、その人と過ごした10分の方がより長く感じられるなんて、すごくロマンティックですよね!!
もう一つ!好きな人の記憶に残る会話がしたい!会話で好きな人と近づきたいと思っている方のために恋愛の科学が準備しました!
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アーサー・アロン教授が作った恋に落ちる会話術は、親密度に関する5つの心理学の原則に基づいて作られました。
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