共感能力
一般的に女性は共感能力が高く、逆に男性は共感能力が低いと言われています。
同じように教育を受けてきたのに…
男女でこのように差が出るのは不思議ですよね。
しかし、本当に男女で共感能力に差があるのでしょうか?
気持ちを当ててみて
オレゴン大学のクレイン教授は「共感」について面白い実験を行いました。
まず教授は参加者を集め、辛い状況に置かれた人達のインタビュー動画を見せたのです。
そして、この人達が今どんな気持ちなのか考えて書いてくださいと指示しました。
しかし、ここにはある秘密が!
動画を見せる前に参加者を二つのグループに分け、次のように言ったのです。
実験が終わり参加者の答案を見た教授は、かなり驚いたそうです。
なぜなら…
女性達は賞金に関係なくどちらのグループも似たような回答だったのに、
男性は賞金をあげると伝えたグループだけ、共感度が2倍も高かったのです!
えっ男性もちゃんと共感出来るのに、賞金がないとしないって事…?(-_-;)って思いますよね。
本当にそうなのか…さっそく説明を聞いてみましょう!
能力が全てじゃない
心理学では、人が共感をするために必要な要素が2つあると言われています。
それは「共感能力」と「共感する動機」です。
共感能力とは「どれだけ正確に共感出来るか」を、
共感する動機とは「共感すべき理由」を指します。
共感能力は意外にも、男女の間でそれほど差は無いと言われています。
(William Ickes, 2000)
また別の研究で、EQと呼ばれる感情を表す数値にも男女に大きな差がない事が明らかにされています。
(K.V. Petrides, 2000)
ということは…
男性にも共感能力が十分に備わっているという事ですよね。
なのに何故、男性は共感能力が低いと言われているのでしょうか?
それは二つ目の要素「共感する動機」が深く関わっていると言います。
ミッションを与える!
簡単に言うと、男性が共感能力を高く発揮するには、十分な動機が必要という事です。
男性は女性に比べて動機が不十分だと共感をする必要性を感じないと言います。
(Krist J.K., 2001)
なぜなら男性は問題を解決したり目標達成することを重要視するため、
何か問題があった時は、その気持ちに寄り添うよりも問題解決する事の方がもっと大事だと考えるからです。
しかし、逆にその心理を利用すれば、男性も共感能力を発揮出来るようになります!
実験では、参加者にきちんと気持ちを読み取れたら「賞金」を手に入れられるという目標を与えましたよね。
この賞金が、ゲームをクリアした時にもらえる報酬のような役割をして、男性の共感能力を発揮させる強い動機になったのです。
目標が必要!
女性の方々!
男性に自分の気持ちを分かってほしい時どのようにすべきかもう分かりましたよね?
答えは簡単です。
お金をあげれば…!ではなく^^;
男性に目標、つまり動機を与えるのです!
「私が落ち込んでいる時は話を聞いて慰めてくれれば機嫌が良くなる!」
「嫌な事があった時はそばで話を聞いてくれるだけで私はすごく嬉しい!」
としっかり伝えるのです。
そうすれば、彼は今自分がしなければいけない事は「共感」だと気付けるはずです。
そして、彼が自分の気持ちに共感してくれたのなら「ありがとう」と一言伝えてあげることも忘れずに!
彼も達成感を感じて、お互い良い気持ちになれますから。
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