合コンのデメリット

合コンは人数が多い分、気楽!

それに複数の中から自分に合う人を選べるため、新しい出会いを求めるにはとっておきの方法ですよね!

しかし今日は、大人数で行う合コンの致命的なデメリットを1つ紹介しようと思います。

そのデメリットとは…合コンだとあなたの「異性を見る目」が鈍る可能性があると言う事!

一体どういう事なのか気になりますよね?(;・∀・)

実はこれ…「おとり効果」による現象なのです。

さて、この「おとり効果」とは一体何なのか…今から詳しく説明致します!

 

選択が変わる

おとり効果(decoy effect)とは、経済学で使われるマーケティング用語で「第3の選択肢のせいで、人の意思決定を変化させる効果」です。

心理学者であるダン・アリエリー博士がMITの秀才600人を対象に行った実験でこの効果が立証されているので、一緒に見ていきましょう!

アリエリー博士は、まず学生たちに次の3枚の写真を見せ、誰が一番カッコイイと思うか選んでもらいました。

すると、75%もの学生がAを選んだと言います。

しかし次に以下の3枚の写真を見せ、同じ質問をしたところ…

今度は75%もの学生がCを選んだのです。

でも皆さん…お気づきですか?

2回とも登場したAとCの写真は全く同じものでした。

つまり、AとCの間にどんな顔があるかによって、選択が変わってしまったという事です。

このように、普通だったらあまり変わらないはずの好みの「外見」への判断も、周りの条件や環境の影響を受けて変わってしまうのです。

この「おとり効果」は、外見に対する判断だけでなく、性格、態度など…「比較」できるもの全てに当てはまると言います。

 

非合理的な選択

特に合コンのような環境では、この「おとり効果」によって非合理的な選択をしてしまう可能性がより高くなります。

なぜなら、1:1の時とは違って第3の選択肢、つまり比較対象が多くなるからです。

つまり…普段は微妙だと思うような異性も、その隣にもっとブサイク(?!)がいるせいで、すごく良く見えてしまう可能性があるという事です(・□・;)!


なので、合コンに行く時はこの「おとり効果」に惑わされないようにして下さい!

もし、すでに合コンで気になる人に出逢っているのなら、焦らずに2,3回は2人だけで会ってみましょう。

合コンの場合、グループで仲良くなってその後もみんなで遊んで距離を縮めていくという事も多いと思いますが、

2人だけの時間…つまり「おとり効果」がない環境を意図的に、何度か作ってみることが大切です。

「おとり効果」がない状況で2人の時間を過ごしたら、周りに人が多かった時には気づかなかった新たな一面を発見できるかもしれません。
良い意味でも悪い意味でも…

その人に対する好感が「おとり効果」のせいではなかったのか、また相手が「自分とよく合う人」なのか確認するのは恋愛の必須過程です。

忘れずに実践してみてくださいね!

 

P.S.

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自分の選択がいつも正しいわけではありません!