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喧嘩と仲直りを繰り返す私たち、大丈夫?

2016年11月2日

冷静と情熱の間

様々な恋愛パターンがあります。

毎日ラブラブしてないけど、仲良しで少しずつ愛を育んでいくカップルもいれば、

昨日はラブラブ、今日は大喧嘩。
それを繰り返しながらも付き合っているカップルもいます。

恋愛心理学において有名なパデュー大学・心理学科のシメナ・アリアガ教授は、このような恋愛パターンの違いが、カップルの関係にどのような影響を与えるのか、調べることにしました。

アリアガ教授は、実験のために、交際中の912人の男女を集めました。

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そして8ヶ月間、毎週恋人との関係に対するアンケート調査を行いました。

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アリアガ教授は、8ヶ月間のアンケート調査結果をもとに、参加者たちの恋愛パータンを4つに分類しました。

A. 徐々に深まっていく関係 (+安定型)

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時間が経つにつれ、お互いへの愛情と信頼が深くなり、揉め事や問題があっても、上手く克服し徐々に深くなる関係。

B. 喧嘩と仲直りを振り返しながら、深くなっていく関係 (+不安定型)

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最終的に深くなっていくものの、その過程で期待と失望などを繰り返すジェットコースターのような関係。

C. 徐々に離れていく関係 (−安定型)

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時間が経つにつれ、相手に対する失望と共に期待もしなくなり、段々悪くなっていく関係。

D. 喧嘩と仲直りを繰り返しながら、離れていく関係 (−不安定型)

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喧嘩や仲直りを繰り返しながら、段々悪くなっていく関係。

 

アリアガ教授は、それぞれの恋愛パターンのカップルが8ヶ月後に別れる確率が気になりました。果たして、別れる確率が最も高かったのは、4つのうちどのグループだったでしょうか?

皆さんも、答えを考えながら読んでみてください。

 

ジェットコースターのような恋愛

驚かないでください。

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安定的に深まっていくAグループが別れる確率が低いことは、当然の結果でしょう。しかし、徐々に離れていくCタイプのグループが、喧嘩を繰り返しながらも深まっていくBグループよりも、別れる確率が低かったのです!

徐々に関係は深まっているのに、別れる確率は高いって…

アリアガ教授、これは一体どういうことでしょうか?

「この現象について説明するためには、恋愛について根本的に考えてみる必要があります。」

「恋人は感情的に最も近い人です。自分の心や感情を全て注ぎたくなる存在ですから。」

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「しかし、これは思ったより危険なことです。心を開いてすべてを捧げたのに、後から自分の恋人が変な人だということに気づいたら?あるいは、ある日突然自分への気持ちが冷めてしまったら?あなたは、大きな傷を負うでしょう。」

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「だから、恋愛を長持ちさせるには、相手に対する信頼と確信というのが本当に重要なんです。それは、相手はいい人だから、私達の関係はこれからもうまくいくだろうという強い確信です。」 

えっ?

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「ジェットコースターのような恋愛しているBグループをみてください。長い目でみれば、二人の関係が深まっているのは事実なんです。しかし、このように喧嘩と仲直りを繰り返している人たちは、その過程で小さい問題がある度に期待と失望を繰り返すことになります。」

「いくら恋人がいい人だとしても、相手に対する信頼と確信を持つ余裕がないのです。

だからといって、徐々に離れていくCグループより喧嘩を繰り返しながらも深まっていくBグループの方が別れる確率が高いというのが、イマイチ理解しがたいです。

「Cグループが特別に幸せな恋愛をしているわけではありません。しかし、少なくとも彼らの恋愛は安定しています。悪く言えば、相手に大した期待をしていないという事ですね。期待をしなければ、失望することもないですから。」

「だからこそ、ラブラブで幸せとは言えないものの、日常のような平凡な恋愛を続けることができるのです。特に別れる理由もありませんし。」 

 

揺らがさないで!

アリアガ教授の研究は、相手を好きだという気持ちを信じるのと同じくらい、安定した恋愛をすることも重要だという事を示しています。

アリアガ教授が指摘したように、相手に対する確信や相手への信頼が低い恋愛初期には、特に安定性が重要となります。

もし、あなたがジェットコースターのような恋愛をしているのなら「私たち、しょっちゅう喧嘩するけど、ラブラブだから」と目をそらさずに、どうしたら、喧嘩を減らせるか?
どうしたら、お互いに対する過度な期待を減らせるのか?
を考えてみてください。


参考文献

* Arriaga, Ximena B., et al. “Relationship perceptions and persistence: do fluctuations in perceived partner commitment undermine dating relationships?.”Journal of personality and social psychology 91.6 (2006): 1045.


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ルーカス

俺のハムスターが可愛すぎて、萌えで世界を平和にできる信じている!「ハムスターになろう」という名曲を作ったが、あまり売れなかったのは秘密にしておこう。「ロマンスがもっと必要」という韓国の番組に恋愛アナリストとして出演したことがある自称恋愛博士。毎日会社のソファーで恋愛心理学の論文と朝を迎えている頑張り屋さん。

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