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恋人が自分より優れている時、男女の本音は?

2017年1月19日

私の恋人はすごいの!

恋人が自分より勉強ができる、お金をたくさん稼いでいる場合、皆さんはどう思いますか?

「ふふん!私の恋人は最高!」と恋人を誇らしく思うこともあれば、

「あ…自分とは釣り合わない…」と劣等感を抱くこともあるでしょう。


アメリカのフロリダ大学、心理学科のケイト・ラトゥルリーフ教授の研究によると、相手のことをどう考えるかは性別によって反応が異なると言います。

これは一体どういう意味でしょうか?
今から詳しく見ていきましょう!

 

難しい試験問題

ラトゥルリーフ教授は、実験のために32組のカップルを集めました。

教授はカップルを1人ずつそれぞれ違う部屋に呼んだ後、問題解決能力を調べたいと言って試験問題を解かせました。

採点が終わると、教授は実験参加者たちに解答用紙を返却しながらこっそり(?)声をかけました。

半分の参加者にはあなたの恋人は成績が良かったですよ!全体の10位内に入りました。」と言い、

残りの半分の参加者には「あらま、あなたの恋人は、問題が難しかったのかな。下位10位内でしたよ。」と言いました。

教授の言葉を聞いた参加者たちは皆驚きました。

ところが!ここで発見!実は教授の言葉は実験のための嘘だったのです!
(ジャジャン!ドッキリでした!)

教授が気になっていたことは、恋人の成績によって実験参加者たちの自尊心がどのように変化するのかでした。


教授の一言は、果たしてどのような影響をもたらしたでしょうか?

 

自尊心が変化した

不思議なことに、実験参加者たちの性別によって全く異なる結果が現れました。

まず、女性は、彼氏の成績が良かったと聞くと、自尊心が20%程高くなりました。

彼氏の試験の結果がいいと、自分も鼻高々になるのです。

では、男性はどうだったのでしょうか?

面白い事に、男性は彼女の成績が良かったと聞くと、自尊心が半分ほどに下がってしまったのです。

彼女の良い成績をみると、むしろ気後れしたのです。

どうして性別によってこのような違いがあるのでしょうか?

#1. 男性の競争心

関連研究によると、基本的に男性は女性より競争心が強いと言います。
(Buss, 2004)

そのため、男性は他人の優れた結果を「よくやった!」よりは「自分は相手ほどできなかった。」と認識する可能性が高いのです。

これは恋人に対しても同じで、「自分は恋人のようによくできなかった。」という考えが自尊心に影響を与えたのです。

 

#2. 性別による固定概念

良くも悪くも、これまで男性は力、能力などの面で、女性より優れていなければならないという社会的な期待を受けてきました。

普段は意識していないけれど、このような社会的な期待に応える事は、個人の自尊心にとても重要なのです。
(Josephs et al., 1992)

社会的に形成された性別固定概念のせいで、彼女の優れた能力が彼氏の自尊心に悪影響を及ぼすのです。

 

#3. 女性の嗜好

多くの研究によると、女性は能力のある男性にとても魅力を感じると言います。

問題は、男性もこの事実を痛感しているという事です。

恋人よりも悪い成績だった男性は、恋人が自分をこれ以上魅力的に思わないかもしれないという危機感を感じます。

もちろん、自尊心も低くなるでしょう。

 

そんなこともある

男性のみなさん!
人はすべてのことを上手くこなせる訳ではありません。すべての事を上手くこなす必要もありません。

あなたの彼女は、あなたが完璧な人だから、あなたが誰よりも優れている人だから好きなのではありません。

ところで、良くない事は何か、わかりますか?

彼女の誇らしい姿に劣等感を抱いて萎縮する事です。そんな姿を魅力的に見てくれる女性はいないですよ。

だから、彼女が自分よりも優れている能力を持っていると萎縮したり、惨めに思ったりしないで下さい。

男性を魅力的に見せるのは、何事もてきぱきと手際よくこなす能力ではなく、簡単に潰れない自尊心だという事実!

そして、女性のみなさん!
彼氏が自分に劣等感を感じていたり、嫉妬しているのは、あなたを好きじゃないからではありません。
あなたにもっとカッコ良く、魅力的な男性として見てもらいたい気持ちの現れだという事をわかってあげて下さい!


最後に、普段自分が
恋人のせいで不安になる事が多いのであれば、恋愛の科学チームが論文を参考に作った<本格的な恋愛スタイル診断>で自分の愛着タイプを診断してみるのはいかがですか?

恋愛スタイル診断では、それぞれの愛着タイプについての詳しい説明と2人の間にある問題の根本的な原因と解決策について知る事ができます!

このテストを通じて、お互いについてより深く知ることができるでしょう♡


参考文献
*Ratliff, K. A., & Oishi, S. (2013). Gender differences in implicit self-esteem following a romantic partner’s success or failure. Journal of personality and social psychology, 105(4), 688.


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大根ちゃん

実は…オタク女子でアイドル大好き!大好きなアイドルの歌を聞きながら「恋愛の科学」の絵を1人で書いている敏腕イラストレーター!いつでもどこでも絵を描いて、休みの日には作詞作曲も手がける芸術肌!ひっそりと端っこの席で絵を描いていると思いきや、誰もが振り向いてしまう笑い声でみんなを驚かせちゃうマスコット的存在。

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