心強い私の味方♡
恋人がいたら良い事の1つが、心強い自分の味方が出来るということです。
心理学者たちは恋人のこのような役割を「安全基地(Secure Base)」と呼びます。
言葉の通り、いつでも心置きなく休むことが出来る「安全な基地」になってくれるということです。
安全基地の役割をちゃんと果たす人は、恋人の状態を常に気にかけています。
したがって相手のあらゆる表現や意見にも積極的に反応するのです。
それだけではなく、恋人がツラい時には相手が自分に頼ることが出来るように、そばで励ましたりもします。
今回は、カップルがお互いの安全基地になってあげることが、二人の関係にどれだけ重要なのかをお教えします。
10年にわたる研究
トルコ中東技術大学、心理学科の研究チームは、安全基地の効果を調べるために、4,000名の夫婦を対象に10年間にもわたる研究を行いました!
研究チームはこれを通し、常に自分の味方になってくれる配偶者を持った人に表れる2つの特徴を明らかにしました。
#1. ツラい状況を耐えしのぐ事ができる。
まず心強い配偶者がいる人たちは、大きな失敗や挫折を経験してもあまりネガティブな気持ちにならず、元の状態に回復するまでの時間が短いということが分かりました。
これには興味深い理由があります。
もちろん愛する人の慰めの言葉のような直接的な手助けも大きな力になりますが、ただいつでも頼ることが出来る誰かがいるという事実だけでも、大変な状況をより強く乗り越えることが出来るようになるためだと言います。
#2.より自立した人になる。
また、心強い配偶者の存在は人をより自立させ、主体的にさせるということも分かりました。
実際に配偶者から多くの関心を持たれ、理解されている人であるほど、人生の目標が明らかで自己実現のレベルも高かったのです。
ここにもとても興味深い理由があります。
「よく他人に頼らないことを自立していると思いがちですが、実は他人に『上手く頼る人ほど』より自立している人なのです。」
「いつでも自分を助けてくれる人がいるという信頼、失敗しても大丈夫だと思える事が、より人を自立させるのです。」
(中東技術大学 エムレ・セルチュク教授)
親から恋人に
ここまでで、お互いにとって力強い安全基地になることは、どれだけ重要なのかお分かりいただけましたか?
研究によると、人は幼いころ親を心理的に安全基地とみなしますが、年を取るにつれ徐々に、その役割を恋人や配偶者に求めると言います。
今、カップルや夫婦のみなさんは、親が子供に及ぼすほどの大きな影響をお互いに与えているという意味なのです!
(たとえそれを意識していなくてもです!)
付き合ってすぐそのような関係にはならないので、心理的安全基地が形成されるにはそれなりの時間が必要です。
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