# 結婚前のチェックリスト
子供は親の離婚から何を学ぶのか?離婚が子供の将来に及ぼす影響とは?
ルーカス
2017.06.10
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前回の記事ではどうして親が離婚すると子供の離婚率まで高まるのか、2つの仮説についてお伝えしました。

(まだ読んでない方は、この記事を先に読んでくださいね!
参照:親の姿を見て子は育つ!親が離婚すると子供も離婚しやすい理由)

一つ目の仮説は、親が離婚した子供の場合、良い関係を築く方法を自分の親を見て学ぶことができないという「対人関係を管理する能力の不足説」で、

二つ目の仮説は、子供たちは親が離婚するのを見て「結婚とは一生続くものではない」と感じ、それによって結婚に対する観点が変わるという「離婚に対する観点が変わる説」でした。

果たして、2つのうちどちらの仮説が正解でしょうか?

 

17年間に渡る離婚研究

ペンシルベニア大学の社会学科のポール・アマト教授はおよそ17年に渡り、親世代と子世代の結婚と離婚について研究しました。

そして、ある結論を出しました。
親が離婚するとその子供も離婚する確率が高まる理由は、離婚に対する観点が変わるためであると。

今からその根拠を見ていきましょう。

根拠1. 両親の仲が良くないことは重要ではない。

アマト教授は具体的にどのような場合に、子供の離婚率が高まるのかについて調べてみました。

すると、

このような結果が出ました。

もし、良い関係を築く方法を親から学べなかったから子供が離婚するのであれば、親が離婚していなくても仲の悪い親の子供たちは離婚率が高いはずです。

しかし、そうではなかったのです。
両親の仲が良い悪いは関係なく、離婚さえしなければ子供の離婚率は高まりませんでした。

「対人関係を管理する能力の不足説」では説明できないという事です。

根拠2.親が離婚した子どもは離婚しやすい。

夫婦の仲が良い時には、親が離婚をしていてもしていなくても同じような確率で離婚を悩みました。

しかし、離婚率に大きな差が出たのは夫婦の仲が悪く、幸せでない時でした。

親の離婚を経験した子供は、夫婦の間に問題が起きた時により簡単に離婚を考えるのです。

問題があるなら結婚もやめられるという事を、親を見て学んだからです。

 

何に気をつければいいの?

この研究は、私たちの結婚と離婚にどのような教訓になるのでしょうか?

一見、「親の離婚が良くない影響を与える」とシンプルに考えられると思いますが、思ったよりそんなに簡単な事ではありません。

これから説明する状況を見て、あなたに合うアドバイスを見つけてください。

状況1. 両親は仲が良く、離婚もしていない場合

おめでとうございます!
あなたは良い環境で育ちましたね。
これからも両親を見て学んだ通りにあなたも上手く関係を築いていけば大丈夫です!

両親への感謝の気持ちを忘れずに!

状況2.両親の仲は良くないけれど、離婚はしていない場合

たとえ両親が離婚をしていなくても、もしかするとこの状況が一番良くないかもしれません。

実は、離婚とは必ずしも悪い事ではないです。
お互い合わない部分が多くて毎日ケンカばかりなら、むしろ離婚したほうが良いでしょう。

しかし、あなたの両親はそんな状況にも関わらず離婚をしなかったのです。

そのような両親のもとで育ったあなたの心の中には、「どんな状況でも離婚をしてはいけない」という観念が生まれるかもしれません。
最悪の状況でも両親が離婚を選択しなかったからです。

ですので、あなたはどんなに結婚生活が幸せでなくても離婚だけはしないようにするでしょう。

しかし、それが必ずしも正しい判断とは言えません。
時には離婚が自分と相手にとっていい選択になる事もあるからです。

もちろん、最初からそのような状況にならないように、自分に合った良い人と結婚するのが一番良いですが、
離婚したらダメだという観念に縛られて、良くない関係を維持し続けてしまうという落とし穴にはまらないようにして下さい。

状況3.両親の仲が悪く、離婚した場合

アマト教授の研究によると、このような状況の場合、意外と特に問題がないと言います。

親が離婚をしたとしても2人の仲があまりにも悪いと、離婚は仕方ない、離婚を選択するしかなかったと思うからです。

だからといってあなたの離婚率や離婚に対する考えはあまり変わりません。

ただし!両親の関係を見て何が問題だったのかを考え、それを繰り返さないように努力する必要があるでしょう。

状況4.両親間で特に問題はなかったけれど、離婚をした場合

この場合は両親の仲がそれほど悪くもなかったけれど、幸せそうでもなかったり、他に相手が出来て離婚したケースです。

あなたは結婚の価値を見い出せず、結婚してもその生活が一生続くとは考えないため結婚よりは同居を好む可能性が高いです。

この考え自体が問題になるわけではないかもしれませんが、あなたの問題はあまりにも軽く離婚を決めてしまうという事です。

実はどんなに仲の良い夫婦でも、性格もピッタリ合って完璧な相手!という事はなかなかないのですが、あなたは少しでも問題が起きると離婚を選んでしまう危険があります。

あなたは、問題が生じて辛い事があっても、もう少し相手を理解して問題に向き合って解決しようと努力する必要があります。

確率はただの確率に過ぎません。
あなたが置かれた環境を変えることはできませんが、あなたがどんな結婚をして、どのように結婚生活を送るかはあなたの選択と努力にかかっているのです。

あなたの恋愛と結婚に幸せの風が吹きますように!
恋愛の科学はいつもあなたの側で応援しています!

P.S.
離婚とは無縁の幸せな結婚生活を送るためには、あなたとピッタリ合う人と結婚するのが一番の近道でしょう!

そのためには愛着タイプを把握する事が本当に重要です!

愛着タイプは対人関係を形成する方式を根本的に決定する心理学の概念です。

お互いの愛着タイプをチェックしておくだけでも、自分と相手についてより理解し、恋愛においての多くの問題点を解決できるという事が数多くの心理学研究で証明されています。

アプリをダウンロードして、あなたと相手の愛着タイプを診断してみて下さい!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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無料で購読することができます。

参考論文
* Amato, Paul R., and Danelle D. DeBoer. "The transmission of marital instability across generations: Relationship skills or commitment to marriage?." Journal of Marriage and Family 63.4 (2001): 1038-1051.
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ルーカス
2017.06.10
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前回の記事ではどうして親が離婚すると子供の離婚率まで高まるのか、2つの仮説についてお伝えしました。

(まだ読んでない方は、この記事を先に読んでくださいね!
参照:親の姿を見て子は育つ!親が離婚すると子供も離婚しやすい理由)

一つ目の仮説は、親が離婚した子供の場合、良い関係を築く方法を自分の親を見て学ぶことができないという「対人関係を管理する能力の不足説」で、

二つ目の仮説は、子供たちは親が離婚するのを見て「結婚とは一生続くものではない」と感じ、それによって結婚に対する観点が変わるという「離婚に対する観点が変わる説」でした。

果たして、2つのうちどちらの仮説が正解でしょうか?

 

17年間に渡る離婚研究

ペンシルベニア大学の社会学科のポール・アマト教授はおよそ17年に渡り、親世代と子世代の結婚と離婚について研究しました。

そして、ある結論を出しました。
親が離婚するとその子供も離婚する確率が高まる理由は、離婚に対する観点が変わるためであると。

今からその根拠を見ていきましょう。

根拠1. 両親の仲が良くないことは重要ではない。

アマト教授は具体的にどのような場合に、子供の離婚率が高まるのかについて調べてみました。

すると、

このような結果が出ました。

もし、良い関係を築く方法を親から学べなかったから子供が離婚するのであれば、親が離婚していなくても仲の悪い親の子供たちは離婚率が高いはずです。

しかし、そうではなかったのです。
両親の仲が良い悪いは関係なく、離婚さえしなければ子供の離婚率は高まりませんでした。

「対人関係を管理する能力の不足説」では説明できないという事です。

根拠2.親が離婚した子どもは離婚しやすい。

夫婦の仲が良い時には、親が離婚をしていてもしていなくても同じような確率で離婚を悩みました。

しかし、離婚率に大きな差が出たのは夫婦の仲が悪く、幸せでない時でした。

親の離婚を経験した子供は、夫婦の間に問題が起きた時により簡単に離婚を考えるのです。

問題があるなら結婚もやめられるという事を、親を見て学んだからです。

 

何に気をつければいいの?

この研究は、私たちの結婚と離婚にどのような教訓になるのでしょうか?

一見、「親の離婚が良くない影響を与える」とシンプルに考えられると思いますが、思ったよりそんなに簡単な事ではありません。

これから説明する状況を見て、あなたに合うアドバイスを見つけてください。

状況1. 両親は仲が良く、離婚もしていない場合

おめでとうございます!
あなたは良い環境で育ちましたね。
これからも両親を見て学んだ通りにあなたも上手く関係を築いていけば大丈夫です!

両親への感謝の気持ちを忘れずに!

状況2.両親の仲は良くないけれど、離婚はしていない場合

たとえ両親が離婚をしていなくても、もしかするとこの状況が一番良くないかもしれません。

実は、離婚とは必ずしも悪い事ではないです。
お互い合わない部分が多くて毎日ケンカばかりなら、むしろ離婚したほうが良いでしょう。

しかし、あなたの両親はそんな状況にも関わらず離婚をしなかったのです。

そのような両親のもとで育ったあなたの心の中には、「どんな状況でも離婚をしてはいけない」という観念が生まれるかもしれません。
最悪の状況でも両親が離婚を選択しなかったからです。

ですので、あなたはどんなに結婚生活が幸せでなくても離婚だけはしないようにするでしょう。

しかし、それが必ずしも正しい判断とは言えません。
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もちろん、最初からそのような状況にならないように、自分に合った良い人と結婚するのが一番良いですが、
離婚したらダメだという観念に縛られて、良くない関係を維持し続けてしまうという落とし穴にはまらないようにして下さい。

状況3.両親の仲が悪く、離婚した場合

アマト教授の研究によると、このような状況の場合、意外と特に問題がないと言います。

親が離婚をしたとしても2人の仲があまりにも悪いと、離婚は仕方ない、離婚を選択するしかなかったと思うからです。

だからといってあなたの離婚率や離婚に対する考えはあまり変わりません。

ただし!両親の関係を見て何が問題だったのかを考え、それを繰り返さないように努力する必要があるでしょう。

状況4.両親間で特に問題はなかったけれど、離婚をした場合

この場合は両親の仲がそれほど悪くもなかったけれど、幸せそうでもなかったり、他に相手が出来て離婚したケースです。

あなたは結婚の価値を見い出せず、結婚してもその生活が一生続くとは考えないため結婚よりは同居を好む可能性が高いです。

この考え自体が問題になるわけではないかもしれませんが、あなたの問題はあまりにも軽く離婚を決めてしまうという事です。

実はどんなに仲の良い夫婦でも、性格もピッタリ合って完璧な相手!という事はなかなかないのですが、あなたは少しでも問題が起きると離婚を選んでしまう危険があります。

あなたは、問題が生じて辛い事があっても、もう少し相手を理解して問題に向き合って解決しようと努力する必要があります。

確率はただの確率に過ぎません。
あなたが置かれた環境を変えることはできませんが、あなたがどんな結婚をして、どのように結婚生活を送るかはあなたの選択と努力にかかっているのです。

あなたの恋愛と結婚に幸せの風が吹きますように!
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P.S.
離婚とは無縁の幸せな結婚生活を送るためには、あなたとピッタリ合う人と結婚するのが一番の近道でしょう!

そのためには愛着タイプを把握する事が本当に重要です!

愛着タイプは対人関係を形成する方式を根本的に決定する心理学の概念です。

お互いの愛着タイプをチェックしておくだけでも、自分と相手についてより理解し、恋愛においての多くの問題点を解決できるという事が数多くの心理学研究で証明されています。

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* Amato, Paul R., and Danelle D. DeBoer. "The transmission of marital instability across generations: Relationship skills or commitment to marriage?." Journal of Marriage and Family 63.4 (2001): 1038-1051.
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