もしかして…
付き合って2ヶ月になる彼氏がいるマミちゃん。
何日か前からトイレに行く度に気になって仕方ないことがあります。
それは…
下着についた白っぽいオリモノ!!!
ベトベトした感じも不快だし、ちょっと生臭いような匂いまでするので気が気じゃありません。
実は先週末、初めて彼とエッチをしたのですが、
何日か経った頃、急にオリモノが出始めるようになりました。
インターネットで検索してみたところ、どうも「膣炎」のようですが…
あるサイトには膣炎も性病だと書いてあって、また違うサイトにはただの軽い病気みたいなものだと書いてあり、どの情報が正しいのか分からず混乱に陥っている様子。
「もしかして性病があったのかな…」と彼に疑いを掛け始めたマミちゃん(^_^;)
今日は、心配で夜も眠れないマミちゃんに恋愛の科学が救いの手を差し伸べたいと思います!
膣炎と性病の違い
実は膣炎は女性であれば誰にでも起こる可能性があると言われるくらいよくある疾病の1つです。
膣炎は大きく3つに分ける事ができのですが、その中でも「特定の膣炎」だけが性病に分類されると言います。
ではどの症状の膣炎が性病なのか、膣炎の種類と診断法について簡単に説明していきたいと思います!
膣炎の40-50%を占める細菌性腟炎は、性病ではありません。
膣内には常に善玉菌と悪玉菌が存在しているのですが、善玉菌が弱くなった隙に悪玉菌や細菌が増殖し発症します。
性器をあまり強く洗いすぎたり、子宮頸部が弱っている時にセックスをすると
(ex. 生理前後)
発症しやすいと言います。
最も発症しやすい膣炎なのですが、放置してしまうと骨盤内炎症性疾患(PID)になりやすいので、出来る限り早く治療することをオススメします。
実は5人に1人が経験しているという膣カンジダも性病ではありません。
膣カンジダは膣内にいるカンジダ菌が増殖することで発症するのですが、
原因となるカンジダ菌は、健康な女性なら誰でも持っている常在菌です。
つまり、膣カンジダは妊娠可能な女性の75%が経験するほど一般的な疾病なのです。
膣カンジダを発症する原因はまだ正確には明らかになっていませんが、
疲労やストレスなどの日常生活での免疫機能の低下が原因とも言われています。
また抗生物質の過剰摂取やエストロゲンの数値が高くなると発症しやすくなるというので、抗生剤や経口避妊薬(ピル)を服用している場合は注意が必要でしょう。
上記の2つの膣炎とは違い、
トリコモナス膣炎は性病に分類されます。
「トリコモナス」という寄生虫が膣に侵入して発症し、セックスを通してパートナーに感染します。
症状としてはちょっと緑がかった黄色、濁った白っぽいオリモノが大量に分泌するのですが、時には泡状になって分泌するのでオリモノでも異変を感じることができるでしょう。
この寄生虫はとても活発なので、尿道を通って膀胱まで感染することもあります。
ひどい場合は、膣炎+膀胱炎のコンボで発症し、トイレに行くたびに痛みを感じることになってしまうと言います。
なによりも、トリコモナス膣炎と診断されたら彼氏も一緒に治療を受けなければなりません!
男性の場合、女性と違って症状が目に見えないので「何で俺も治療を受けなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、
彼が完治しなければ、またセックスを通して感染してしまうかもしれませんから。
ですので、面倒くさいと思わずに、
彼の手をしっかり引いて一緒に病院に行って下さい!
心配しないで!
マミちゃんの場合、
オリモノの色や匂いからして、細菌性腟炎である可能性が高いです。
簡単な治療を受ければすぐに治りますので、そんなに心配しなくても大丈夫でしょう!
そして、完治した後も膣炎予防法を実践して再発しないよう注意して下さい!
(参照:膣炎の予防法!セックスの後にすべき3つの事)
膣炎が珍しい病気じゃないからと言っても、やっぱり掛からないに越したことはありませんから!
P.S
膣炎の予防までバッチリできたのであれば、もっと膣を強くする(?!)ケーゲル運動を試してみて下さい!
ケーゲル運動を続けて行うと、膀胱、性器、脾臓などの骨盤内臓を支えている骨盤低筋を鍛えることが出来るのですが、
その他にも膣の締まり・弾力をUPさせる効果もあるので、セックス満足度も高める事ができる体操なのです!
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キリン女子の一言
彼氏と関係を持つ前に、一緒に病院で検査を受けることをオススメします。