女性がいない!
小学生の時を思い出してみてください。クラスで女の子が少なくて体育の時などに男の子だけでペアを組んでいた子たち、いませんでしたか?
世界的にみても性比率は約105:100で、男性が同じ年の女性よりも多いといいます。
日本でも社会的情勢や生活環境の変化によって変動はありますが、毎年男性は女性より5~8%ほど多く産まれているといいます。
ここまで来ると、学校で男の子だけでペアを組む事はさほど問題ではありません。本当の問題は5~8%の男性たちが結婚相手を見つける事ができないという事ですから。
ミネソタ大学の研究によると、このように女性が少ないと男性たちの行動に特異な変化が生じると言います。
一体どんな変化なのでしょうか?今実際に現れている変化であるだけに、男性たちは注目して読んでみてください!
男性が多いと生じる事
ミネソタ大学の研究チームは20代男性150人を集め、2つのグループに分けました。
まず、半分の男性たちには「今20代のだ女性が不足している!」という新聞記事を、
残った半分の男性たちには「今20代の男性が不足している!」という新聞記事を渡し、読ませました。
記事を全部読んだ男性たちに自分の普段の消費性向についてのアンケートに答えてもらいました。
アンケートには次のような質問がありました。
「もし月給で20万円をもらったらそのうちどのくらい貯蓄しますか?」
「今5000円もらう?もしくは後で1万円もらう?」
(「後で」の部分に無作為で「n日後」)
果たして男女の比率についての新聞記事は男性たちにどのような影響を与えたのでしょうか?
今すぐお金が必要!
驚く事に男性たちの消費性向は、どの新聞記事を読んだのかによって180度異なりました。
女性が少ないという記事を読んだ男性は、女性が多いという記事を読んだ男性より42%も貯蓄を少なめにする事がわかりました。
また、女性が多いという記事を読んだ男性たちは5000円をもらわずに、1万円を平均149日まで待つ事ができると答えましたが、
女性が少ないという記事を読んだ男性たちは、たった60日も待つ事ができないと答えたのです。
全般的に男性たちの気持ちが焦っていたのです。大きい金額のお金を得るために待つより、少ない金額のお金でも今すぐもらえる事を選ぶようになったのです。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
男性の本能
「女性が少ないところでは、ペアの相手を得るために男性たちの競争が激しくなります。」
「このような状況では、男性たちにとって未来のためにお金を貯める事は、大して意味がない事のようです。」
理由1.待っていたら一人残ってしまう
「そもそも女性が少ない場合、急がないとペアを作る事ができず、一人残る可能性が高いです。」
「なので、遠い未来を準備するよりも、今すぐ全力を尽くしてペアを作ることの方がもっと合理的なのです。」
理由2. 男性が多いと早く死ぬ
「また動物の世界をみると、メスが少ないほどオスたちが早く死ぬ可能性が高くなりますが、男性たちはこれを本能的に認識しているようです。」
「つまり、男性の立場としてはどうせ早く死ぬなら、未来を準備する意味もないし、準備することがむしろ損害になると思うのです。」
性比率はとても重要
性比率が、実際に人々の日常にこのように大きな影響を与えてるという事に驚きませんでしたか?
実際にアメリカでは女性より男性が多い都市であればあるほど人々はクレジットカードをより多く作り、借金も多いと言います。
男性たちは未来のためにお金を貯めるより、借金してでも無理にお金を使おうとするのです。
今日は男性が女性よりも多い時、どのような事が起きるのかについて調べてみました。では反対に女性が男性より多くなったらどのような状況になるのでしょうか?
次は男性が不足したら女性たちの行動にどのような変化が生じるのかについて調べてみようと思います!
楽しみにしていてください!