2011年フランス南部ブルターニュ大学
ニコラス・ゲーガン教授の研究室
「性についての男女の考えが違うということは、よく知られている事実です。」
(参考:男女の性欲の違い「男の性欲vs女の性欲」)
「これをもう少し直接的に、分かりやすくテストしてみることができる方法はないだろうか？」
「そうだ！複雑に考えることなく、通りすがりの男性と女性に単刀直入に聞いてみればいいじゃないか！」
今晩エッチしない？
まずゲーガン教授は実験のために4名の助手を選抜しました。
4名の実験助手に与えられたミッションは簡単でした。
通りすがりの異性に声をかけた後、
前半の人には「今夜一緒に家でビール飲みませんか？」という質問を、
残りの半分の人には「今晩エッチしない？」という挑発的な質問を投げかけました。
それから何%の男女が YESと答えたのかチェックしました。
では、結果はどうだったでしょうか？
YES!
まず、「今晩エッチしない？」という質問についての答えから見ていきます。
スクロールする前に、まず男女のYESの比率がどのくらい違うのか、予想してみてください。
！！！
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予想してみましたか？それでは結果をお見せしますよ！
男性と女性の違いがハッキリと分かれていました！
「今晩エッチしない？」という挑発的な質問について、女性はイケメンの男性であれ、平凡な男性であれ、応じた人がほとんどいませんでした。(フランスなのに！)
それに比べて男性は、キレイな女性がエッチしようと誘うとなんと83%がYESと答えたのです。そうです…計算してみると、27倍の違いですね。
(なんと…)
家でビールを飲もうという誘いについての答えはどうだったのでしょうか？
今晩エッチしない？という誘いよりは女性のYESの比率が高くなりましたが、それでも男性のYES の比率には及ばないようです。
特にキレイな女性が家で一緒にビールを飲もうと誘った時は、なんと97%がYESと答えたのです。(実験で97%という数字は見たことがありません…)
この驚くべき実験結果から2つの教訓を得ることができました。
2つの教訓
#1. 男性と女性は違う
男性と女性は似ているところも多いですが、性と関連した領域では特に、大きく異なるようです。
進化心理学で言われているように、男性は子孫を多く残すことに有利で、女性は男性を選ぶのに有利であったり、または他の理由があったり…とにかく男女は違うということは明らかです。
性について一番開放的なフランスでもこのくらいの違いが出たというのが驚きでしょう。
#2. 男女は言葉の解釈が違う
女性は今晩エッチしない？という誘いには、ほとんどの人がYESと答えませんでしたが、一緒に家でお酒を飲もうという誘いについては、より肯定的に答えました。
つまり、女性は2つの誘いの意味を全く違うものとして受け止めているという事です。多くの男性たちがこの2つの誘いを似たような意味だと考えているかもしれませんが、これは大きな誤解を生む事があります。
女性の立場では家で一緒にお酒を飲むということは、セックスを許可したという意味ではないからです。この部分は特に気を付けなければいけないでしょう。
今回もゲーガン教授の面白くて不思議な実験を紹介しました！次のゲーガン教授のシリーズもお楽しみに！
[ゲーガン教授のナンパシリーズ]
9編. ヒール女子はモテる！ハイヒールの魔法
8編. モテる人は「笑顔」笑って愛され度アップ！
7編. デートの誘いを受け入れやすい日がある
6編. 簡単に好感度を上げる方法
5編. foot-in-the-door:デートの誘いを断らせないテクニック
4編. 「YES」を誘う花の魔法
3編. 胸が大きくなると、男性の関心も高まる？
2編. ロマンチックな歌とナンパの関係
1編. カバンとナンパの関係
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