どっちが正解?
ある人は自分と正反対の性格を持つ人に惹かれると言います。
私とは似ていない人が好き!
自分が持っていないものを持っている人を好きになるということです。
一方、ある人は自分と似ている人に惹かれると言います。
私と似ている人が好きなの!
考え方や趣味のようなものが似ている方が、一緒に関係を続けていくことができると言います。一体どちらが合っているのでしょうか。
ここで、決定しましょう!
一見、両方の意見が真っ向から対立しているようですが、実際は圧倒的に多くの研究結果は自分と似ている人に惹かれると言います。
さらに、モンマス大学の心理学教授である、ゲイリー・ルワンドルブスキー教授は
誰かに魅力を感じさせる最大の要素は、まさに共通点である。
とまで言います。
価値観、好き嫌い、性格、興味、趣味、背景など…
ここまできたら、自分と似ている人に惹かれるというより、自分に似ているほど、より魅力的に感じると言っても過言ではありません。
これらの共通点の力は、ただお互いに魅力を感じさせることにとどまらず、その後、付き合っていく中でも大きな役割を果たします。
例えば、初めて恋に落ちる時には、人生観やライフスタイルが似ていることが重要ですが、関係が進展するほど二人の性格が似ていることが安定的な付き合いをするのに役立つという研究結果があります。
また、性格が似ている夫婦ほど、より幸せで満足のいく結婚生活を維持するという研究もあります。
さらには、恋愛の満足度が高いカップルほど、お互いが似ていると「思っている」確率が高いという研究結果もあります。
私は違うけど?
自分はそうでもないと思う人もいるでしょう。今、自分と反対の性格を持っている人と付き合っている、または、片思いしている…
そんなあなたは、以下の質問に答えてみてください。
- 二人の年の差は?
- 学歴の差は?
- 話はどのくらい合いますか?
- 住んでいるところはどうですか?
一見、自分と相手の差が目立って見えるかもしれませんが、二人を取り巻く全てのものを一つ一つ比較してみると、相違点よりは共通点の方がはるかに多いことが分かると思います。
よく考えてみると、本当に自分と正反対と人と恋愛をするのは非常に難しいのです。
例えば、敬虔なクリスチャンで、スポーツが好きでアウトドア派だから家にはほとんど居ない人が、徹底した無神論者かつ内向的で、スポーツは観ることもしない人と長く幸せな付き合いができるでしょうか?
おそらく簡単なことではないでしょう。
自分と似ているところに惹かれる
もちろん、だからと言って全ての人が自分と同じ、まるでクローンのような人だけを好きになるという話ではありません。
ある研究によると、性格の場合、自分を補ってくれる性格を持つ人と付き合う場合にも恋愛の満足度が高いと言います。
ただし、ここで注意すべき点は、補うというのが反対を意味するのではないということです。それよりは、お互いの性質や性格が歯車のようにうまく噛み合っているということに近いでしょう。
今付き合っている人がいるなら、自分と相手の共通点を見つけてください。思ったより多いことが分かると思います!
もし今、相手を探しているとしたら、自分と似ているところを持った人に注目してみてください。自分にぴったりな素敵な人を見つける方法の一つであるのは、間違いありません!
共通点がある、同じものを持っているという単純な事で好感度を上げることができますから!
(参照:簡単に好感度を上げる方法)