「君が幸せならそれでいい」
愛する人を幸せに出来るのなら、あなたは自分の幸せを諦めることが出来ますか?
恋人のためなら自分が少しくらい不幸になっても大丈夫だと思う人もいますよね。
例えば、恋人に心配かけたくなくて、辛くても自分に合っていない仕事を辞めなかったり、
出来ていない家事を手伝う等、恋人の面倒を見るために自分の時間を使ったり…。
しかし、恋人のためなら不幸になってもいいと色んな事を我慢してきたのに、
あなたが自分を不幸だと思っているせいで恋人まで不幸になってしまったら…?
あなたの恋人が危ない
ミシガン大学のウィリアム・チョピック教授は恋人同士の場合、自分の不幸が相手の健康にどんな影響を及ぼすのか気になりました。
そこで1,981組のカップルを集め、6年間観察をしながら最近どれくらい幸せを感じているか、現在病気を患ってはいないかを調査したところ…
結果は思ったよりも深刻でした。
自分は不幸だと思っている恋人をもつ人は、最近体調が優れないと答えたのです。
また、普段から幸せを感じている恋人をもつ人に比べて運動もしていませんでした。
そして何より、様々な病気に苦しめられていたのです。
これは一体どういうことでしょうか?
不幸な人達の特徴
チョピック教授は実験の結果を3つの理由で説明しました。
1. 毎晩寝る時間も遅く運動もしない!
人は恋人の生活パターンを自然に真似する傾向があります。
恋人が夜型人間であれば、もっと話がしたいがために遅くまで起きていたりする事もありますよね?
しかし問題は、自分が不幸だと思っている人達は睡眠時間がとても不規則で運動量も他の人に比べて少ないという事です。
(Lopresti & Drummond, 2013)
もしあなたが自分を不幸だと思っていて生活パターンも不規則になっていると、恋人もあなたの生活パターンを真似て、夜眠れなくなって運動もしなくなってしまうのです。
2.何も言わない !
実は健康管理には、自分の意志と同じくらいに恋人の干渉と小言が必要です。
しかし自分を不幸だと思っている人は、自分が今辛い状況にいるため周りの人の変化に鈍感になっています。
(Hawkley & Carver, 1977)
そのため、恋人の体調が悪そうでも気付いてあげることが出来ないのです。
あなたが何も言わないので、恋人は体調管理をせずに体に悪い食べ物を好きなだけ食べ、運動もしなくなる…
これでは体調が悪くなってしまうのは当然ですよね。
3. お酒とタバコの量が多い!
健康状態の悪化に大きく影響するお酒とタバコ!
自分を不幸だと思っている人達は憂鬱感を晴らすために、アルコールとタバコに依存する傾向があります。
(Overall & Simpson, 2010)
あなたがお酒を飲みたがれば、デートの時に一緒にお酒を飲む機会も増えますよね?
また、タバコを吸う量が増えるとあなたの恋人も健康に悪い環境に晒されてしまうのです。
あなたが自分自身を不幸だと思っているので無意識にこのような行動をしてしまうのですが、あなただけでなく恋人も不健康になり、最悪の場合は大きな病気まで患ってしまうかもしれません。
あなたの幸せが恋人の健康!
気分、考え、体調、そして健康まで、多くのことを共有するのが恋人同士です。
恋人が楽しそうな時はあなたもつられて楽しくなったり気分が良くなるように、あなたが幸せなら恋人も幸せになり、健康にもなるのです。
だから「君が幸せならそれでいい」なんで考えはもうやめてください。
あなた自身も自分が幸せになろうとすることが大切です。
一緒にいることでお互いが幸せになる事が恋愛の目的なのですから。
自分が恋人の健康を守ろうと思うのならば、まずはあなた自身が健康でなければなりません。
人生は長いです。これから先も恋人と一緒に過ごしたいのなら、お互いに心身ともに健康でいるべきですよね。
あなたという存在が恋人に与える影響は思ったよりも大きいのですから!
健康に気を付けることも大切ですが、2人が幸せな恋愛を長く続けていくのに必要なものが他にも沢山あります!
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読み終わったら、もっと相手を大切にしたくなるはずです。
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