デートDV
皆さんはデートDVという言葉を聞いたことがありますか?
内閣府が行った調査によると、デートDVという言葉を知っている人は約6割ほどだったと言います。
しかし、聞いたことはあってもどんな行動がデートDVに当てはまるのかよく知らないという人も多いのでは…?
実際にも、大学生のうち男性48.4%・女性38.1%が「デートの費用やお金を無理やり出させられる」「メールのチェックや友達付き合いを制限される」などもデートDVに含まれるという事を知らなかったと言いますから。
(筑波大学心理学研究第45号:大学生におけるデートDVの実態の把握より)
このように、物理的に暴力を振るわれるだけでなく、言葉の暴力や精神的な暴力もデートDVに当てはまるのです。
(参照:これも暴力?!見えない心の傷も当てはまる!)
デートDVをしてくる恋人と付き合わないことが一番ですが、実際相手を見極めるのが難しかったりもします…
(参照:付き合う前にチェック!デートDVの可能性がある人の特徴4選)
表面上は優しく周りからも良いイメージを持たれている人が、実際に付き合ってみたら執着心の強い人だったなんてこともありますから。
しかし、もし恋人がデートDVを一度でもしてきたのならすぐにでも別れるべきです!
なぜなら、デートDVをしてくる人は何度も同じ過ちを繰り返すからです。
(それも62%以上の人が…)
でも、別れを切り出したら何か暴力を振るわれるのでは…と怖くてなかなか別れ話を切り出せない人も多いと言います…(:_;)
そこで今日は、確実に!安全な方法で別れる方法を○×クイズ形式でお教えしたいと思います!
別れる方法
デートDVを対処する方法は大きく分けて2つあります。
まず1つ目に、身体的暴力を受けたらすぐに通報すべきだという事です。
110番通報ですぐに助けを求めるのはもちろん、各都道府県が設置する「配偶者暴力支援センター」では被害者の一時保護もしてくれます。
2つ目は、相手と少し距離を置くことです。
言葉の暴力や精神的な暴力は、被害を受けたという事実を証明するのが難しかったり、それがデートDVなのか確信が持てなかったりします。
そのような場合は、すぐに何か行動をするよりも落ち着いて対応するべきです。
急に別れを切り出してしまうと、逆に相手を刺激してしまう可能性がありますから。
なので、少し距離を置いてデートDVの証拠を集めるために十分に時間を作るべきです。
例えば…
「急用が出来て少しの間実家に帰らないといけない」と直接会うことを避けたり、
「人手が足りないらしくて、バイトに出勤しないといけなくなった」など、自分のせいではなく何か仕方のない事情を言って、デートを延期したりキャンセルして少しずつ別れの雰囲気を出すのも効果的です。
相手とむやみに距離を置いたとしても、問題が完全に解決できる訳ではありません。
一度、しっかり別れを告げる事も大事です。
でも、別れ話をして相手がカッとなってまた暴力を振るってくるのではと怖い気持ちも分かります。
なので、別れ話を切り出す時は昼間の人が多い公共の場で会う事をオススメします。
それでも2人きりで会うのが怖いのならば、家族や友人に近くで見守ってもらいながら伝えるのも一つの安全策です。
何よりも重要なのは、相手がどれだけ泣いてすがってきたとしても、揺るがず冷静に振り切ると言う事!
デートDVは繰り返されることがほどんどなので、仮に「二度としないから」と言われても決して受け入れてはいけません。
デートDVを実際に直すことはとても難しく、今後幸せに付き合い続けられる可能性は限りなく少ないですから…
家族や友人に打ち明け、一緒に解決策を考えるのは良い事ですが…
第三者が直接解決しようとするのは良い方法とは言えません。
事情を聞いた家族や友人が感情的な判断をしてしまうと、問題が更に大きくなる事もあるからです。
なので身近な第三者に頼むのではなく、法的措置を行い、専門家の安全な計画の基トラブルを解決するのが一番です。
最近では、通報をすれば早期措置や緊急保護を受けられたりもします。
問題が深刻な場合には、加害者が被害者に近寄らない事を命じる「保護命令」を出す事もできるので、必ず安全な法的措置を行いましょう。
辛い記憶を思い出すのが嫌だからと言って、LINEのトーク履歴やメールの内容まで消してしまってはいけません!
なぜなら、デートDVに関係する客観的な証拠を掴み、相手に宣戦布告するのに効果的な証拠物になるからです。
LINEやメールの他にも、
- デートDVをされた日の記録
- 当時の状況の記録
- 暴力によるケガの診断書
- ドライブレコーダーの映像
- 携帯に保存してある録音や動画
- SNSなどのメッセージ
などの証拠を残しておくと、後に法的措置をする際に役立つので必ず消さずに取っておくのが良いでしょう。
「多くの人が彼の本性を知れば、問題は解決するだろう」
「惨めな思いでもすれば反省してくれるかも…」
と、SNSに攻撃的な投稿や今の現状を訴える投稿をアップする人がいますが…
このような感情的な対応は、人々の怒りや同情を買えても問題は何も解決されません!
むしろ、加害者を公にさらして辱めさせても、結果的には相手を刺激するだけです。
なので、個人的に問題を解決させようと行動するよりも、法的な措置を通して確実に解決させる方が最善策でしょう。
辛い経験だった故に決別後、彼との記憶を全て忘れようとする被害者が多いと言います。
しかし、無理に日常生活を取り戻そうとすると、パニック障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こしかねません。
なので、過去の恐怖を無理に忘れようとせず、まずは恐怖で怯えていた自分をしっかりケアしてあげましょう。
一人で気持ちを整理するのが難しいのなら、精神科や心理カウンセリングを受けてみるのも良い方法です。
大変ですが…
皆さんが、デートDVをしてくる恋人に出会わないことを切に祈りますが、もしデートDVを受けたのなら慌てて行動をしたり、加害者に同情したりすることなくなるべく理性的に行動しましょう。
もちろん、冷静に判断をすることは簡単ではありませんが、思ったよりも自分の周りには助けてくれる場所や人が多いということも覚えておいてください。
一人で悩まず、一緒に解決していくことが一番安全で確実な方法ですから。
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キリン女子の一言
暴力はどんな理由であれ許してはいけません。絶対。