誤解しないで！濡れてたら挿入OKではない理由

男性のみなさん！

彼女のアソコが濡れてるのを確認して「彼女も興奮してる！よし挿入だ！」と自分のペニスを押し込んだ事、ありませんか…？

だいたい毎回、彼女の膣が濡れているかどうかを基準にして挿入していたのならば、今日の記事を最後まで読んで下さい！

なぜなら…愛液が出ているかどうかが彼女の興奮度合いを表す完璧な証拠ではないからです！

一体どういう事なのかと言うと…

性的刺激に対して実際に興奮しているかどうかとは別に、男女の性器が反応する性的興奮の不一致(arousal non-concordance)が起こるせいです。

簡単に言うと、身体は興奮しているけれど、脳は興奮していない状態という事です。

でも、どうして頭と身体が別々になってしまうのでしょうか？

ここからは、分かりやすくりんごを例えに説明します！

皆さんもりんごを食べると唾液が出ますよね？

では「腐った」りんごを一口かじったら…？それでも唾液は自動的に出るでしょう。

しかし、唾液が出るからって腐ったりんごを食べたいという意味ではないって事くらいみんな分かっていますよね。

このように、りんごが腐っていても唾液が出るのは、脳がおいしいりんごと腐ったりんごを区別できずに同じ経験として認識し「唾液を出すように」シグナルを送っているからです。

性器も同じで、自分の意思とは関係なく、ただの生理的反応が起きているだけなのです。

ただ、りんごが腐っていたら、唾液が出ているかどうかは関係なく食べるのをやめますよね？

しかし、セックスの場合は違います。相手が望んでいない場合でも「こんなに濡れてるのに？嫌なフリしてるんでしょ？」と押し切ってしまったりするのです。

性的興奮の不一致は男女関わらず両方に起こり得る現象ですが、特に女性によく見られるそうです。

クイーンズ大学のチヴァース博士の研究チームは、実験参加者たちにAVを見てもらい、どれくらい興奮したか確認した後、実際の性器の反応と比較してみました。

すると、男性参加者の場合「実際に勃起したかしてないか」と「興奮度合い」が65％も一致した反面、女性は25％しか一致していなかったのです。

つまり、男性が「濡れてきたから彼女も興奮しているんだろう」と思っている時、実際に興奮している女性は4人中1人という事になります(^_^;)

「体は正直！」なんて言葉もありますが…

これからは体の反応だけを信じて相手の興奮度合いを確信するのではなく、

彼女が本当に興奮しているのか、今が挿入するタイミングなのか、そして彼女もセックスを十分楽しめているのか、直接聞いてみましょう！

正直に答えてくれるのは性器ではなく、彼女本人ですから。

逆に、まだそういう気分じゃないのに自分の性器が反応してるからって戸惑う必要もありません。

性器はただ「反応」しただけですから。

本当に心の準備ができているか、興奮しているかは自分自身が判断すれば良いのです！

P.S.
興奮しているかどうか聞いたところで、彼女がなかなか興奮してくれなかったらどうしよう…と不安に思ったのなら、

今までの定番の愛撫ではなく、新しい刺激を与えてみるのはどうですか？

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