恋愛中に感じる寂しさ
ナタリー・ポートマンの映画「クローサー」を見ていたら、ある名セリフが出てきたのですが…
これは絶対に皆さんにお伝えしなければ!と思い、記事にすることにしました。
そのセリフとは…
セリフの通り、愛は目で見ることも、直接触ることも出来ません。
そして、たとえ言葉で気持ちを表現したとしても一言二言では愛を証明することは出来ないのです。
なので、私たちは恋人が本当に自分を好きなのか疑ってしまったりします。
でも、もし確実に気持ちを伝え、愛を感じることが出来る方法があるとしたら…?
そこで、今回は相手にしっかり伝わる愛情表現の仕方を一緒に学んでいこうと思います。
恋人と一緒に愛情をきちんと表現出来ているか振り返ってみるいい機会になるはずなので要チェックですよ!
愛情表現
心理学者たちによると、愛情表現には「コストのかかる表現」と「コストのかからない表現」があると言います。
(コスト信号理論, Costly signaling theory)
まず「コストのかかる表現」とは、時間やお金をたくさん費やして愛情を表現する行動を意味します。
具体的に言うと…
心のこもったプレゼントを準備して記念日を祝ったり、
恋人の悩みを自分の事のように考えてあげたり、
忙しくても時間を作って連絡をする
などが「コストのかかる表現」と言えます。
このように自分の時間を恋人のために使おうと努力する事は、あなたにとって恋人が「最も大切な存在」だという確かな証拠になります。
あなたの気持ちが伝わって、恋人も「愛されている」と強く感じるでしょう。
つまり、コストのかかる表現とは、言葉だけでなく「相手のために努力している事」を見せる愛情表現の方法なのです。
これっぽっちの軽い言葉
反対に、お金や時間をかけずに愛情を伝えることを「コストのかからない表現」と言います。
「大好きだよ。」
「僕には君しかいない。」
「一生一緒にいたい。」
のように、誰でも(?)簡単に実行できる言葉での愛情表現の事です。
もちろん、言葉だけでも気持ちは伝わるかもしれません。
しかし、言葉だけの愛情表現はかなり薄っぺらく感じられてしまう可能性があります。
なぜなら「言葉」はいくらでも簡単に偽ることが出来るからです。
好きだっていう証拠を見せて!
実際に行われた実験でも、恋人が「コストのかかる表現」で愛情表現してくれた時に、人はより愛されていると感じたと言います。
(Mana, 2015)
それだけでなく、これからも自分と付き合っていきたいんだなという気持ちを強く感じたと言うのです。
つまり、時間やお金を多く費やした「コストのかかる表現」だと、偽りのない愛を伝えることが出来るという事です。
しかし、常に「コストのかかる表現」をすることは、現実的には難しいでしょう。
自分の時間や自分のために使えるお金を常に恋人のために使うことは、誰もが簡単に出来ることではありませんから。
でも、その自分の大切な時間やお金を他人に費やして愛情を表現してこそ、恋人と安定した関係を維持できるのも事実なのです。
ですので、いつもいつも言葉だけで愛情表現するのではなく、時間やお金をかける「あなたの努力」で愛情表現する事も大切だということを覚えておいてください。
P.S
もし、あなたが常に相手からの愛を感じたい、本当に好きなのか確認したいというなら…
間違いなく「不安型」恋愛タイプです。
また、恋人が愛情表現を全くしてくれないというなら…
確実に「回避型」恋愛タイプでしょう!
人にはそれぞれの恋愛スタイルが存在します。
皆さんの恋愛スタイルが何なのか知りたいのなら<恋愛スタイル診断>をしてみてください。
この診断では、あなたと恋人のそれぞれの愛着タイプを診断し、特性についての説明を詳しくしています。
自分と相手の愛着タイプを知るだけで、2人の間の揉め事や喧嘩などの根本的な原因と解決策をより正確に理解することが出来ます。
「愛着スタイル診断」で自分と恋人をもっと深く知って、より深い関係になりましょう。
だいこんの一言
愛は目に見えず、触れる事も出来ない不確かなものなのに、人はなぜこんなにも求めるのでしょう…