路上喧嘩…?
道のど真ん中で言い争いをしているカップル…
たまに見かけますよね。
「実は私も経験あり…」という方がもしいらっしゃれば、
今回の記事を必ず読んで下さい!
実は道端で言い合いをすると、些細なことでも大喧嘩に発展してしまう可能性が高いんです(´;ω;`)
レディング大学のマチェイ・ハンチャコフスキー教授によれば、
何てことないケンカでも、道端ですると別れにつながる可能性がグンと上がると言います。
教授はこれを「雑音」のせいだと説明しているのですが、
なぜ雑音が聞こえると、喧嘩がひどくなってしまうのでしょうか?
これから、教授が行った実験を見ながら一つ一つ解説していきます!
判断力が鈍る
ハンチャコフスキー教授は、静かな部屋Aと雑音の聞こえる部屋Bを準備し、
実験参加者をそれぞれの部屋に入れ、1時間程度で解ける問題を解いてもらいました。
その後、ハンチャコフスキー教授は参加者たちに
「似たような量、難易度の問題をもう一度出そうと思うのですが、解くのにどれくらい時間が必要ですか?」と質問したところ…
静かなAの部屋にいた参加者は、先程と同じ1時間位で大丈夫だと答えました。
一方Bの部屋にいた参加者は、とんでもなく短かったり、反対に異常に長い時間が必要だと答えたのです。
ではなぜ、Bの部屋にいた参加者はこのように答えたのでしょうか?
情報不足が原因
似たような問題を解くのに、どれくらいの時間が必要かを予測するためには様々な情報が必要です。
問題の難易度や、試験の内容、また自分が同じような問題を解くのに普段どれくらい時間がかかるのかなどを分かっていなければなりません。
ですが、雑音でうるさいBの部屋にいた参加者は集中力が低下し、これらの情報を正確に得られませんでした。
なので、問題を解くのにどれくらいかかるのか、全く予測することができなかったのです。
つまり、人は正確な情報が無いと、誤った判断をしてしまうということです。
これを恋人同士のケンカにも当てはめてみましょう。
車や人の声など雑音で溢れた道端でケンカをすると、恋人の言葉に集中することができません。
そのため、恋人の言葉を聞き逃したり、聞き間違えやすくなります。
そしてそのせいで誤解が生まれ、間違った判断をしてしまうのです。
些細な事に大げさに反応し、普段ならしないような攻撃的な言葉を使ったり、衝動的な行動をしてしまうのも、このためです。
雑音の中で喧嘩をした場合、あとで冷静に考えたら
「さっきなんであんなこと言ったんだろう…?」と後悔することも少なくありません。
喧嘩の場所
恋人とケンカをすると興奮し感情的になってしまうため、普段はしないミスをする可能性が高くなります。
なので、いつも以上に集中して恋人の言葉に耳を傾けることが重要です。
皆さんも騒がしい場所でケンカになってしまったら、カーッとなって何か言ってしまう前にこの記事を思い出して下さい。
そして「喧嘩をするなら静かな場所にすぐ移動する」ことを心がけて下さい!
すぐに移動できないなら「頭の中を整理するから、ちょっと待って」と言葉にするだけでも、だいぶ気持ちが落ち着くはずです。
このように、ちょっと冷静になって喧嘩する場所を変えるだけでも
関係を深められる「意味のある」喧嘩ができますよ!
P. S.
「今の恋人とずっと一緒にいたいのに、いつも喧嘩しちゃう…」
「仲良しカップルと私たちの違いって何なんだろう?」と思っていらっしゃる方。
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ケンカは静かな場所で、目を見ながら!