彼が変わった
「付き合い始めの頃は毎日会いたいって言ってたのに、今は一人の時間が必要だからって週末も会えなかったり…なんか変わったよね。」
彼氏にこのような事を言ったことがある女性、または彼女からこのような事を言われたことがある男性はきっと多いと思います(^_^;)
以前のように恋人に時間を費やせない男性と、それを寂しく感じる女性の戦い…
これは本当によくある喧嘩パターンです。
でも、カップルたちは一体なぜこんな喧嘩をしてしまうのでしょうか?
僕のものは全部あげる!
大邱大学のチェ・ジンミョン教授の研究の中にその答えが…!
チェ教授はカップルの恋愛発展過程を研究して、ある事実を発見したと言います。
それは…「自分の時間が欲しい」vs「変わった」の喧嘩は、ある時期が過ぎたカップルによく見られるという事です。
その時期とは…「男性の求愛期」の後!
付き合う前や付き合い始めの頃、男性は女性の心を確実に得るために自分の持っているものを最大限に投資します。
デート費用やプレゼントなどといった物質的な投資もしますが、最も多く投資するのは自分の時間です。
男性は自分の時間を最大限費やし、彼女に自分の気持ちを表現しようとします。
たった10分会うために1時間かけて彼女の家の最寄り駅まで行ったり、デートの後はいつも家まで送ったり。
そんな姿を女性は「普段の姿」だと認識し、自分のために時間を費やしてくれる彼氏の姿に慣れてしまいます。
「これは最初だけで、〇か月後からはこんなに時間を費やせないよ」とあらかじめ言う男性はいないので、
付き合ってしばらく経った頃に突然「自分の時間が必要」と言われたら、彼氏が別人のように変わってしまったと思うのも無理ないですよね。
それでも…
しかし、彼氏からすると
「いや、気持ちは変わってないし。確かに最初はできるだけ時間を費やしてきたけど、それを当然だと思うのはちょっと違くない?」
と反発したくなるでしょう…
しかし、チェ教授は
「残念ですが…女性が不満に思ってしまうのは仕方ない!」と言います。
なぜなら…
「付き合い始めの男性に見られる愛情表現のほとんどは、単純に好きという気持ちよりも『アガペ的な愛』に近いからです。」
「アガペ的な愛とは、自分が少しくらい損をしても構わないという献身的な愛です。」
ただただ尽くしてくれた彼氏が「友達にも会いたいし、仕事もあるし、色々としたいことがある」と言ってきて、変わってしまったと思う女性と男性の間に誤解が生まれてしまうのは仕方ないことなのです。
献身的な態度が問題?
では、このような喧嘩をしないためには最初の頃に献身的な態度を取らなければいいのでしょうか?
いえ、それは違います。
もし彼女に尽くしていなかったら、そもそも付き合えなかったかもしれません(^_^;)
実際に女性は、最初の頃に男性が自分にどれだけ尽くしてくれるかで、相手を信頼できる人かどうかを判断すると言いますから。
(Areni et al, 1998)
献身的な態度は女性の気持ちを得るための一般的な戦略なのです。
ではどうすればいいのかって?
それは次の記事でお伝えするので、乞うご期待!
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愛着タイプとは、数十年間多くの研究を通じて証明された最も科学的な恋愛心理タイプです。
この愛着タイプが何かによって、恋愛をしていく上でぶつかる問題が変わってくると言います。
長く付き合っていくためにはお互いの愛着タイプを知っておくことはとても重要です!
恋愛の科学にはこの愛着タイプが分かる「恋愛スタイル診断」テストがあるので、次の記事を待つ間にぜひ一度診断してみて下さい!
けろっぴーの勧誘の一言
男性は自分が変わった事すら気付いていないかも(^_^;)