同時に複数の人と付き合う
恋人がいながらも気になって仕方ない人が出来てしまった…
運命的な出会いが連続して、同時に2人の人を好きになってしまった…
どっちかなんて選べない！2人とも同じくらい好きなの！
そんなドラマのようなシチュエーション…
愛する人が2人もいるだなんて贅沢な状況ですが、
2人を同時に愛するのは非常に難しい事です。
好きな人が2人いたとしても、1人の人とだけ付き合うのが社会の常識ですから。
しかし、もし両方の合意を得た上でお互いに他の人と付き合う事ができる場合はどうでしょうか？
付き合っているけど、別の恋人を作ってもいいとお互いに許可するのです。
これは衝撃的な概念ですが、実際に恋人とこのような付き合い方をしている人がいます。
心理学ではこれを専門的な用語で
「合意された非独占的関係＝CNM」(Consensual Non-Monogamy)と呼んでいます。
もう少し詳しく見てみましょう！
※注意※
CNMは複数の恋人と同時に交際する事ができます。これは浮気ではありません。
なぜならお互いに他の人と付き合う事を同意しているからです。
恋人以外とセックスvs複数の人と恋愛
合意された非独占的関係にもいくつかの種類があります。
#1.スウィンギング
代表的なものの1つが「スウィンギング」(Swinging)です。
(因みに、複数のカップルがパートナーを取り替え行う集団的性行為をスワッピング(Swapping)と言いますが、同じ概念です。)
この関係は恋人の合意の上で、他の人と性的な関係を持つ事が出来るのですが、
あっちこっちで人と付き合う姿がまるでブランコに乗っているようなので、英語でSwingingと呼ばれています。
彼らは一人と関係を維持することに飽きてしまい、性関係を娯楽的に考える傾向にあります。
#2. 多者間恋愛
スウィンイングが単純に多くの人との肉体的快楽に重点を置いているのなら、
「多者間恋愛＝ポリアモリー」(polyamory)は人の精神的な側面に重きを置いています。
多者間恋愛は、どんなに愛している相手でも1人で独占してはいけないという考えです。
恋人がいても他の人に惹かれたり告白されたりする事ってありますよね？
たとえ自分の恋人であっても自分ではない他の人を好きになったり、恋に落ちるかもしれないという事を認め、付き合ってみたら？と配慮してあげるのです。
恋人が1人、2人、3人いるかもしれないなんて…
なんだか複雑そうな気もしますよね。
愛と戦争？
普通、このような開放的な恋愛をする人は、1人の人と付き合う平凡な恋愛よりも不満が多いだろうと考えられます。
(Conley, Moors, et al., 2013)
恋人の他の恋人に感じる嫉妬心のせいで不満が募り、不幸な恋愛をせざるを得ないと思うのです。
しかし実験結果によると、彼らは意外にもより安定した幸せな恋愛をしていると言います。
自分以外にも恋人がいる状況で安定した幸せな恋愛が出来るなんて…有り得ないと思いますよね？
なんで？どうして？と気になっていると思いますが…
記事が長くなってしまったので、
詳しくは次の記事「ポリアモリーに向いている人の特徴」で説明します！(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
その前に…！
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