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あなたの結婚が不幸になる可能性が高い理由

2016年12月26日

人生の墓場

ある研究によると、アメリカで結婚した夫婦のうち、結婚生活にとても満足していると答えた人の比率は70年代から徐々に減少していると言います。
(Marquardt et al., 2012)

離婚率を見てもわかります。
1980年には、結婚した人のうち13%が離婚をしたけれど、2000年にはその比率が19%まで上昇しました。

日本も同様です。1970年には年間離婚件数が9万件前後だったのに対し、2004年には27万件程度で、なんと3倍に跳ね上がりました。

一体、何故このような現象が起きているのでしょうか?

今日、恋愛の科学はノースウェスト大学心理学科のエリー・フィンケル教授の研究を基に現代社会で結婚を不幸に感じるようになった理由について迫ろうと思います。

 

息が切れそうな結婚

# 20世紀序盤までの結婚

夫の顔を一度も見ないまま輿に乗って嫁ぎ先に来て、そのまま結婚したという祖母世代の結婚話を聞いたことありますか?

今では理解することはできませんが、100年前まではよくある事でした。

結婚は2人で1つの家庭を築き、労働力と経済力を確保して、外部の脅威から守る最小限の制度でした。

# 20世紀中後盤までの結婚


しかし、時代は変わりました。ある程度生活が豊かになり、また安全を守る事が家庭ではなく社会の役割になり、人々の期待値は変わります。

経済的な基盤を持つ事はもちろん、配偶者から愛される事が結婚の必須条件になりました。

今ではとても当たり前の事ですが、愛が幸せな結婚生活に必要不可欠な条件になったのは、最近の事なのです。

#現代社会の結婚

理想的な結婚生活は、現代社会でまた変化を遂げました。

夫が妻を愛し、妻は夫の愛を受け、家庭をまとめる姿だけでは、幸せな結婚生活と考えられません。

現代社会では経済的な基盤と愛はもちろん、夫、妻それぞれの夢を実現して、お互いの個性と自己を尊重しながら理解し、配慮する関係が重要になりました。

自尊心、自己実現の要求が幸せな結婚生活の必須条件になったのです。

出典:モチベーションアップの法則

結婚の意味が変化する過程は、マズローの欲求5段階説ととても似ています。

100年前には生理的欲求と安全の欲求だけ満たされれば幸せな結婚生活と考えられたけれど、50年前には愛の欲求まで満たされることを望み、 今は尊敬の欲求、自己実現の欲求まで全て満たされることを望んでいるのです。

それほど、幸せな結婚生活は簡単に築くことができない、人生の目標になりました。よって、自然と結婚生活に満足できない人も増えたでしょう。

これが現代社会で結婚を不幸に感じるようになった1つ目の理由です。

 

時間がない!

このように高くなった結婚の期待値を満たすためには、配偶者と多くの時間を過ごし、神経を使わなければいけません。

特に、自己実現の欲求は、とても抽象的で個人的な領域なため、お互いに沢山会話をして、深く理解した時にだけ満たされるものなので、尚更です。

それに対して問題は、配偶者と一緒に過ごす時間が減っているという事です。

アメリカで子供のいない夫婦が一緒に過ごす時間は、1975年の1週間35時間から、2003年には26時間に減少して、子供がいる夫婦の場合、13時間から9時間に減りました。

日本もほとんど変わらないでしょう。

過去に比べて、結婚についての期待値が高くなり、より多くの努力と時間を注いでも足りないのに、むしろ一緒に過ごす時間が減ってしまっている状況。

これがまさに現代社会で結婚を不幸に感じるようになった2つ目の理由です。

 

私たち、失敗したの…?

現代社会で幸せな結婚生活を送ることは、以前よりかなり難しい事になりました。

それでは、どうすればいいのでしょうか?結婚はしないで、ただ一生独りで生きなければならないのでしょうか?

いえ、そのように決めつけるのは早いです。フィンケル教授によると、現代社会での結婚の変化が必ずしも悪いものとは限らないと言います。

現代社会の結婚は何がいいのか、メリットを生かして、デメリットを減らすためには、どのようにしなければならないのかは次の記事(幸せな結婚生活を送る上位10%の夫婦の秘訣)で詳しく紹介しようと思います!

お楽しみに!?


参考文献
*Finkel, Eli J., et al. “The Suffocation Model Why Marriage in America Is Becoming an All-or-Nothing Institution.” Current Directions in Psychological Science 24.3 (2015): 238-244.


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ルーカス

俺のハムスターが可愛すぎて、萌えで世界を平和にできる信じている!「ハムスターになろう」という名曲を作ったが、あまり売れなかったのは秘密にしておこう。「ロマンスがもっと必要」という韓国の番組に恋愛アナリストとして出演したことがある自称恋愛博士。毎日会社のソファーで恋愛心理学の論文と朝を迎えている頑張り屋さん。

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