あなたなら
あなたがもうすぐ死んでしまう状況を想像してみて下さい。
そして、今までの人生で後悔している事を思い浮かべてみて下さい。
1.センター試験の時、解答欄への記入が一個ずつズレていたせいで浪人しなくてはならなくなった事。
2.面接日時を間違えて最終面接に行けなかった事。
3.友達に10万円貸したけど返ってこなかった事。
4.10年以上片思いしていた人に告白もできずに終わってしまった事。
はぁ…
聞いただけでも、胸が詰まるようなもどかしい事ばかりですね。
この中から1つ選ぶとしたら…？
それでも絶対に1つ選ばなくてはなりません。
もう一度尋ねます。
「もしこれらが全てあなたの経験だったとしたら、この中で一番後悔しそうな事はどれでしょうか？」
カッコ悪い歴史
UIUC大学のマイク・モリスン教授は人々が人生で一番後悔する事は何か気になりました。
まず研究チームは男女549名を集め、11個のキーワードを見せました。
学業、就職、恋愛、家族、自己啓発、経済的問題、育児、精神的な健康、身体的な健康、共同体、友情など…！
そして参加者たちに、このキーワードを見て思い浮かんだ事を書き出すようお願いしました。
もちろん、「何でそんな事したんだろう。」「〜しなければ良かった。」のように後悔している記憶だけを書いてもらいました。
その後、その後悔している出来事のせいでどのくらい辛い想いをしたのか、 参加者たちに点数を付けてもらいました。
どのような結果になったかというと…
人々が最も後悔している事としてあげた項目のうち…恋愛(37.1%)が圧倒的な1位でした。
2位.就職(21.1%)
3位.友情(11.4%)
4位.自己啓発(10.3%)
5位.身体的な健康(4.0%)
上記以外のキーワードは2%未満でした。
愛して、愛されて
過去の恋愛を最も後悔している事として挙げるという事は、恋愛を通して得たものと失ったものがそれほど多いという事です。
おそらく、本人もこのように長い間後悔する事になるとは思ってもいなかったでしょう。
モリスン教授は、人間にとって恋愛が特に重要な理由を「所属感」の概念で説明しています。
人間は社会的な動物なので、誰かと繋がっているという所属感が生きていく上でとても重要です。
自分の存在を肯定してくれ、自分の価値を認めてくる人を通して「生きている」と実感するからです。
特に愛する人との関係は所属感を形成するのに決定的な役割を担います。
愛して、愛されるのには特別な理由は必要ないからです。
お金持ちだからとか、容姿が良いからではなく、ただ「わたし」だから愛して信じてくれる人がいるという事。
この事実だけでも生きていく力と勇気を得る事が出来ます。
ところが、その関係が壊れてしまったり相手に傷付けられるような事があったらどうでしょうか？
そもそも告白もできず、恋愛を始めることも出来なったら？
その時感じる空虚感と喪失感は簡単に埋めることはできないでしょう。
私という人の存在理由が一瞬でなくなってしまうような気持ちになるかもしれません。
深い愛であるほど深い傷を残すものですから。
後悔する前に
もし、本当に心から愛する恋人がいるのに留学や転勤などで離れ離れになってしまうのであれば、できる限り一緒に行ってくださいい。
1人で行ったら100％後悔します。
本当に重要な試験を目の前に控えているので、恋人とは別れるべきだと思っているですって？
(恋人がいるからこそ目標を達成すこともできるのに…もったいない…)
もし別れてまた付き合う事が出来なかったら、あなたは20年後も後悔の涙で枕を濡らす事になるでしょう。
もし告白を躊躇している方がいるのならば、やってみなければ分からないので勇気を出して告白しなさい！と言いたいです。
始めもしないで諦める事ほど後悔する事はないのですから。
あっでもどうせ告白するなら成功させたいですよね？それなら、告白前のデートが肝心です。
デートで好印象を残すことができれば、告白が成功する確率もグン！と上がりますよね？
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