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意外と早い?!結婚4年目に離婚する可能性が高くなる理由

2017年3月17日

結婚当初から急降下

結婚満足度を研究する学者たちが全員口を揃えて言うのは、結婚直後から7年の間で結婚満足度が急落するという事です。
(Glenn, 1998; Kurdek, 1998)

これは結婚期間別に離婚率を見ても同様です。

離婚率は結婚直後から急上昇して4~8年目には最高潮に達し、それ以降は徐々に安定してきます。
結婚を決心するまではとても長い時間と勇気が必要だったのに、なぜ結婚をするや否や満足度が急激に下がってしまうのでしょうか?

今日恋愛の科学では、結婚初期の満足度を下げる要因を調べようと思います。


#1.結婚生活への適応が大変

結婚は人生で最も大きな分岐点です。
いくら交際期間が長かったとしても、全く違う環境で育ってきた2人が一つ屋根の下で暮らす事は簡単ではありません。

些細な生活習慣の違いから皿洗いや洗濯のような家事分担まで、お互いが合わせなければならない事が山ほどあるからです。

しかし、このような物理的な適応だけではなく精神的な適応も必要です。

親元から独立して新しい家庭を引っ張っていかなければならない負担、一瞬にして倍に増える親戚等…その中で暮らしていくしかない戸惑いや苛立ち、これらを解決する方法も習得していかなければなりません。

これら全ての過程に適応するのは決して容易い事ではなく、自らぶつかって乗り越えていかなければなりません。

#2.育児への圧迫感

子供が出来るのはとても嬉しい事ですが、親になるという事はとても大変な事です。

育児は精神的・物理的なエネルギーを想像以上に必要とし、夫婦共に初めて経験する事なので、全てにおいて不慣れで難しいのです。
その上育児に専念するほど夫婦だけの会話や時間も自然と減り、夫婦関係も疎遠になりやすいでしょう。

研究によると、子供がいない夫婦より子供がいる夫婦のほうが結婚満足度が低く、
(McLanahan & Adams, 1989)

一人目が生まれて以降、結婚満足後が急激に低くなると言います。
(Kurdek, 1998)

#3.人は変わるもの

結婚をする時は「なんでこんなにも相性が良いんだろう?」と不思議に思うくらい、お互いを運命の人だと思ったでしょう。

しかし悲しい事にも、結婚初期のその一瞬が2人の人生においてお互いに一番よく合っている時期なのです。

考えてみて下さい。
あなたも年を取るにつれ、様々な事を経験しながら性格や行動が少しずつ変化してきましたよね?

結婚後も同様です。お互いに影響を与え合いながら2人共変わり続けるのです。
相手の一番の長所だと思っていたところが短所に思えてくるかもしれないし、「これだけは本当にぴったりだ!」と思ってた部分が以前とは違って見える可能性もあるのです。

2人はお互いに一番相性の良い時期に出会って結婚を決心しているので、これから起こる変化は結婚当初よりも合わない方向に流れる可能性が高いという事です。

#4.満たされない期待

何よりも一番の問題は、人々の結婚に対する期待がとても大きいという事です。

研究によると結婚前のプレ夫婦の期待値非現実的に高く、多くの人は結婚を通して永遠の幸せと自己実現を果たすことが出来ると信じていると言います。
(Booth, 1999; Glenn, 1996)

期待が大きければ失望も大きいものです。
この問題に対してあなたの結婚が不幸になる可能性が高い理由という記事で詳しく説明しています。
(気になる方は、上のリンクから読んでみて下さい!)

 

何で結婚するの?

ひょっとしてこの記事を読んでいくうちに、「じゃあ何で結婚するんだろう?」という疑問を抱きましたか?

当然そう思うかもしれません。
それだけ結婚とは大変な事なのですから。

しかし、結婚をしないで1人で暮らしたからと言って特別幸せな訳でもありません。

過去の研究から統計を出すと、幸いにも(?)結婚した人の方が結婚していない人より、もっと幸せだそうです。

独り身は良く眠れず
チョコレートを食べても甘くないし
早死にすると言います
(ノックアウト!!)

じゃあどうすれば良いのかですって?
一番重要なのは、幸せな結婚生活を築くのがこんなにも難しい事であるのというのを認める事です。

結婚さえ出来たらどれだけ良いか…
同じベッドで毎日一緒に朝を迎えられたら、どれほど幸せかという幻想から抜け出し、

困難に直面しても、手を繋いで一緒に乗り越える!!という意志と姿勢が必要でしょう。

更にお互いをもっと理解する過程も重要です。
結婚前にお互いをよく理解し合えているカップルは、結婚後に幸せになれる可能性が高いという研究もありますから。
(参照:いますぐ結婚したい!の前に見つめ直すこと)

恋愛の科学は皆さんが4年という離婚危機を乗り越えて幸せな結婚生活を送れるよう、「愛着スタイル診断」をお勧めします!

愛着スタイルとは、他人と関係を築く方式を決定する心理タイプを指します。
「愛着スタイル理論」では、恋愛スタイルを3に分類しています。

*不安型恋人の関心と愛情を失うのでないかと不安になります。

*回避型恋人と必要以上に親密になることを窮屈に感じます。

*安定型恋人と自然と親密になることが出来、最も安定的な恋愛をします。

例えば、不安型の人と回避型の人が付き合うと、連絡問題で喧嘩をする可能性が高くなるでしょう。

相手と自分の愛着スタイルを知れば、恋愛をする上で生じる問題点をあらかじめ把握し、お互いをより理解する事ができるでしょう。

恋愛の科学では、恋愛スタイル診断」でお互いの愛着タイプを診断することができます!
愛着スタイルのタイプ別に注意すべき問題点解決策をアドバイスしているので是非一度診断してみてくださいね!


参考文献
* VanLaningham, Jody, David R. Johnson, and Paul Amato. “Marital happiness, marital duration, and the U-shaped curve: Evidence from a five-wave panel study.” Social Forces 79.4 (2001): 1313-1341.


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ルーカス

俺のハムスターが可愛すぎて、萌えで世界を平和にできる信じている!「ハムスターになろう」という名曲を作ったが、あまり売れなかったのは秘密にしておこう。「ロマンスがもっと必要」という韓国の番組に恋愛アナリストとして出演したことがある自称恋愛博士。毎日会社のソファーで恋愛心理学の論文と朝を迎えている頑張り屋さん。

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